シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになろう。中間決算の配当権利落ち日となり、日経平均株価で300円弱とみられている。そのため、買い一巡後は節目の45000円での攻防が意識されやすいと考えられる。ボリンジャーバンドの+1σが44974円辺りに位置しているため、同水準での底堅さがみられてくるようだと、押し目待ち狙いの買いを誘う可能性がありそうだ。
また、先週末は配当志向の物色からTOPIX型にシフトしており、足もとで相場をけん引してきた半導体株の一角には利益確定の売りが入っていた。イベント通過で再びハイテク株への資金流入がみられるかが注目されるところであり、ソフトバンクG
<9984>などの動向を睨みながらの展開になろう。ハイテク株の調整が続くようだと、先物市場でのショートを誘う可能性もあり、不安定な相場展開が見込まれる。
ただ、10月4日に投開票される自民党総裁選を控えていることで、積極的に売りを仕掛けてくる動きは考えにくいところではある。そのため、短期的に下へのバイアスが強まる局面があるようだと、その後のリバウンドを狙った押し目買いのスタンスになりそうだ。もっとも、週末には米雇用統計を控えている。米国では経済指標の結果を受けた追加利下げへの思惑に振らされやすい需給状況であり、積極的な上値追いの動きも手控えられそうだ。
ハイテク株のリバウンドを見極めつつ、個別の材料を手掛かりとした物色に向かわせやすい。そのほか、相対的に弱さが目立っていた中小型株のリバウンド狙いの動きも意識されよう。26日の引け後に決算を発表したところでは、近鉄百貨店<8244>、オークワ<8217>、ニューテック<6734>の動向が注目される。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
SBGのニュース一覧- 信用残ランキング【買い残増加】 NTT、三菱UFJ、ソラスト 今日 08:10
- 信用残ランキング【売り残減少】 豊田合、ディアライフ、Jディスプレ 今日 08:05
- 米国株式市場は続伸、ハイテクや利下げ期待が支援 2025/12/20
- 前日に動いた銘柄 part1 GMOインターネット、武田薬、イオンフィナンシャルサービスなど 2025/12/20
- 株価指数先物【引け後】 -1σと25日線とのレンジ突破へ 2025/12/19
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
ソフトバンクグループの取引履歴を振り返りませんか?
ソフトバンクグループの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。