東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1300を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、鉱業、保険、石油石炭、ゴム製品など7業種が上昇。一方、電気機器、機械、ガラス土石、非鉄金属、電気ガスなど25業種が下落し、パルプ紙は変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、中外薬<4519>、良品計画<7453>、京セラ<6971>がしっかりだった半面、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>が軟調だった。
バイデン政権のAI半導体輸出規制や、アップルの「iPhone」販売の下振れ懸念などを背景に、アドバンテスや東エレクなど指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱さが目立った。さらに、円相場が一時1ドル157円台へと円安が一服していることもあって、トヨタ<7203>やコマツ<6301>など輸出株も下落し、日経平均の下げ幅は一時900円に迫った。
日経平均は本日の下げで200日線水準も下抜けたことから、目先は調整色が強まる可能性がある。パラボリックではSAR値にタッチしたことで陰転シグナルを発生させてきた。一目均衡表では雲下限まで到達しており、雲下限は上向きで推移しているため、リバウンド基調が弱いと雲を割り込んでくる可能性もある。売られ過ぎが意識されるものの、しばらくは下値メドを探る流れになりそうだ。米国では14日に12月の卸売物価指数(PPI)が発表される。インフレ圧力が高まり、利下げ観測の後退につながるのか注目される。
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