東京株式(前引け)=続伸、米株大幅高受け上昇も買い一巡後は伸び悩む
きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株上昇を引き継いで幅広くリスクを取る動きが広がり、日経平均は続伸で2万2000円台を回復した。米長期金利の上昇一服やVIX指数の低下で投資家の不安心理が後退している。しかし、2万2000円台は戻り売り圧力が強いほか、取引時間中に円高が進んだこともあって買い一巡後は伸び悩んだ。一時330円強の上昇をみせていた日経平均は前引け段階では180円高程度まで上げ幅を縮小している。値上がり銘柄数も全体の6割にとどまっている。
個別ではソフトバンクグループ<9984.T>が高く、ソニー<6758.T>もしっかり。塩野義製薬<4507.T>、武田薬品工業<4502.T>など医薬品株への買いが目立った。また、北沢産業<9930.T>が高水準の商いをこなし大幅高に買われ、北の達人コーポレーション<2930.T>も物色人気。メンバーズ<2130.T>、モバイルファクトリー<3912.T>も値を飛ばした。半面、日本電産<6594.T>が軟調、ブイ・テクノロジー<7717.T>も値を下げた。田中商事<7619.T>、市光工業<7244.T>が急落、gumi<3903.T>、東海カーボン<5301.T>も大きく値を下げた。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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