―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月25日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 初穂商事 <7425>
18年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)は前年同期比15.0%減の1.3億円に減り、1-6月期(上期)計画の1.9億円に対する進捗率は5年平均の86.8%を下回る71.6%にとどまった。
▲No.2 植松商会 <9914>
18年3月期の経常利益(非連結)は前の期比62.2%増の1億4600万円に拡大したが、19年3月期は前期比17.8%減の1億2000万円に減る見通しとなった。
▲No.3 ユーラシア <9376>
18年9月期第2四半期累計(17年10月-18年3月)の連結経常損益は6900万円の赤字(前年同期は8800万円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7425> 初穂商事 JQ -7.28 5/ 1 1Q -15.00
<9914> 植松商会 JQ -3.94 5/ 1 本決算 -17.81
<9376> ユーラシア JQ -2.56 5/ 1 上期 赤転
<2402> アマナ 東M -0.25 5/ 1 本決算 -8.30
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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