■ワンプラ <4199> 2,856円 (+500円、+21.2%) ストップ高
ワンダープラネット <4199> [東証G]がストップ高。13日の取引終了後、シンガポール子会社のWPBCがGame Changer(シンガポール)とグローバルエリアにおける ブロックチェーンゲームの共同事業に関する基本合意書を締結したと発表。Game Changerがサービス開始を予定するWeb3ゲームプラットフォーム「Game Changer」は、Game Changer Token(GCトークン)をユーティリティトークンとしており、ユーザーはGCトークンを使用することで、提携するブロックチェーンゲーム内のNFTの入手などを行うことができる。WPBCは、Game ChangerからGCトークンのアロケーション(割当)を受け、Game Changerの初期タイトルとして、グローバルエリアにおけるブロックチェーンゲームを提供する予定だ。あわせて発表した22年8月期第3四半期累計の経常損益(非連結)は5億3000万円の赤字(前年同期は2億2300万円の黒字)だったが、通期計画は2億円の赤字~2億円の黒字(レンジ予想)を据え置いた。第4四半期は新規タイトル「アリスフィクション」の全世界同時リリースを予定している。
■ウイングアク <4432> 1,903円 (+303円、+18.9%)
東証プライムの上昇率トップ。ウイングアーク1st <4432> [東証P]が続急騰、20日移動平均線を一気に上抜けてきた。13日の取引終了後に23年2月期第1四半期(3-5月)の決算を発表。売上収益が前年同期比21.4%増の57億2300万円、営業利益が同37.2%増の19億3500万円と大幅増収増益で着地しており、これを好感した買いが入ったようだ。活発な企業の投資活動や一部案件前倒しの影響で帳票基盤ソリューション「SVF」が大きく伸びたほか、ペーパーレスや電子帳簿保存法対応に向けた需要を追い風に電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」も引き続き好調に推移した。このほか、各種サービスの売り上げも増加し、全体業績を押し上げた。
■Enjin <7370> 3,225円 (+503円、+18.5%) ストップ高
Enjin <7370> [東証G]がストップ高。13日の取引終了後に発表した22年5月期の経常利益(非連結)は前の期比2.0倍の12億3600万円に急拡大し、従来予想の9億3200万円を上回って着地。続く23年5月期も前期比21.2%増の14億9800万円に伸びる見通しとなり、これが好材料視された。前期の上振れは新規事業であるプラットフォームサービスの伸長に加え、人件費比率が減少したことが要因となった。今期は売上高40億5500万円(前期比32.3%増)と大幅増収を見込む。主力とする中小企業や医療機関向けのPR支援事業とプラットフォームサービスの顧客数が大きく伸びる計画だ。併せて、従来未定としていた前期配当は初配当34円50銭を実施する方針を示したことも好感された。
■アイドマHD <7373> 3,305円 (+500円、+17.8%) ストップ高
アイドマ・ホールディングス <7373> [東証G]がストップ高。13日の取引終了後、22年8月期の連結業績予想について、売上高を57億円から61億4000万円(前期比65.2%増)へ、営業利益を12億円から15億5000万円(同86.8%増)へ、純利益を7億4000万円から10億円(同2.1倍)へ上方修正したことが好感された。在宅ワークが定着するなか、主力の「営業支援」「人材支援」サービスが中小・中堅企業からの受注が増加し高い成長が続いていることが要因としている。あわせて発表した第3四半期累計(21年9月-22年5月)決算は、売上高43億2200万円(前年同期比67.2%増)、営業利益14億7400万円(同2.1倍)、純利益9億8000万円(同2.1倍)だった。
■HMT <6090> 864円 (+127円、+17.2%)
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ <6090> [東証G]が3日ぶりに急反騰。13日の取引終了後、九州大学と共同研究契約を締結したと発表しており、これが材料視されたようだ。この共同研究では、メンタルヘルス不調による休職・復職支援のための精神状態評価指標の開発を目指す。開発に向け、企業健診などにおける共同事業実証を行うという。
■サカタタネ <1377> 5,030円 (+680円、+15.6%) 一時ストップ高
東証プライムの上昇率2位。サカタのタネ <1377> [東証P]が3日ぶりに急反騰。13日の取引終了後に発表した22年5月期の連結営業利益は111億8100万円と従来予想の100億円を上回って着地。併せて、配当を従来予想の38円から45円(前の期は38円)に引き上げており、これが好材料視された。前期から収益認識に関する会計基準を適用しており単純比較できないが、旧基準で比較すると前期の営業利益は112億2400万円となり、前の期比15.4%の増益だった。海外卸売事業で新型コロナウイルス感染症やウクライナ問題などを背景とする物流の混乱を回避するために前倒し需要が引き続き発生したほか、為替の円安進行もプラスに働いた。併せて発表した23年5月期の営業利益は前期比1.1%増の113億円に伸び、配当は前期比5円増の50円に増配する方針としている。
■シンワワイズ <2437> 1,122円 (+150円、+15.4%) ストップ高
Shinwa Wise Holdings <2437> [東証S]がストップ高。前日13日は一時120円を超える上昇で1081円まで上値を伸ばした後、取引終盤に急速に値を消す展開を強いられたが、14日は改めて仕切り直しの買いが流入した。同社が13日取引終了後に発表した22年5月期決算は、減収ながら営業利益が前の期比93%増の4億900万円と急増、続く23年5月期はトップラインの2ケタ増収効果を反映し営業利益は前期比26%増の5億1600万円予想と大幅な成長が続く見通しにあることで、これを好感する買いを呼び込んだ。世界的なインフレが進むなか、現金の価値低減が懸念され実物資産へのシフトが加速している。こうしたなか、美術品の取扱高も増加傾向にあり同社の収益環境に追い風となっている。
■日邦産業 <9913> 776円 (+95円、+14.0%) 一時ストップ高
日邦産業 <9913> [東証S]が続急騰。一時ストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。同社は13日、名古屋工業大学との間で生体模倣技術「デフォガ」に関する共同研究契約を締結したと発表しており、これが材料視されたようだ。生体模倣技術とは、生物の構造や機能を研究し、その優れた機能を工学技術として応用することで、新しい技術開発やモノづくりに活用する科学技術のこと。デフォガはフナムシ脚部の構造を模倣することで、表面に液体搬送機能を持たせ、「液体が表面に濡れて広がる」「濡れ性を向上させる」技術で、濡れ性を活用した放熱・蒸散・防曇、電子機器や水回り製品などの結露対策などへの応用が期待される。
■エヌピーシー <6255> 550円 (+61円、+12.5%)
エヌ・ピー・シー <6255> [東証G]が3日ぶりに急反騰。同社は13日の取引終了後、22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比57.7%減の5.4億円に大きく落ち込んだと発表。ただ、通期計画の3.8億円に対する進捗率が140.3%とすでに上回り、さらに5年平均の82.7%も超えたことで好感されたようだ。
■ATAO <3550> 276円 (+29円、+11.7%)
スタジオアタオ <3550> [東証G]が続急騰。13日の取引終了後に発表した23年2月期第1四半期(3-5月)の連結決算で連結経常利益が前年同期比4.9倍の9900万円に急拡大しており、これを好感する買いが入った。売上高は同16.7%増の12億2000万円だった。店舗販売で 新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響が緩和したことに加え、インターネット販売では収益認識会計基準の適用などの影響がプラスに働いたようだ。また、販売促進費のコントロールも利益拡大につながったとしている。
■日宣 <6543> 1,286円 (+122円、+10.5%)
日宣 <6543> [東証S]が急騰。13日の取引終了後に株式分割を実施すると発表。8月31日を基準日に1株を2株に分割するとしており、これを好感した買いが膨らんだようだ。あわせて、23年2月期第1四半期(3-5月)の決算を発表。売上高は前年同期比0.5%増の12億9300万円、営業利益は同21.1%減の8800万円だった。主力の広告宣伝事業で各種施策を展開し、売上高は小幅ながらも増収を確保した。一方で販管費の増加が重しとなり、利益は減少した。
■サンバイオ <4592> 1,304円 (+123円、+10.4%)
サンバイオ <4592> [東証G]が5日続急騰。同社は中枢神経系疾患領域の再生細胞薬の開発を手掛けるバイオベンチャーで、現在臨床試験を進めている慢性期外傷性脳損傷を対象とした再生細胞薬「SB623」の上市に期待がかかっている。株式需給面では13日引け後に、3月4日に発行した新株予約権について今月11日から13日までに大量行使(7500個)し、行使が終了したことを発表、これに伴い上値が軽くなったとの見方で物色人気が加速する格好となった。
■ADプラズマ <6668> 1,826円 (+166円、+10.0%)
アドテック プラズマ テクノロジー <6668> [東証S]が3日ぶりに急反騰。13日の取引終了後、22年8月期の連結業績予想について、売上高を117億円から121億円(前期比51.2%増)へ、営業利益を23億円から28億円(同2.5倍)へ、純利益を17億円から21億円(同2.4倍)へ上方修正し、あわせて6円を予定していた期末配当予想を8円へ引き上げたことが好感された。半導体・液晶関連事業において、第2四半期に発生した部材調達の遅れに対して部材メーカーなどへ直接交渉を行ったことが奏功し、従来予想より部材の確保が見込めることが要因。また、従来予想よりも生産量が高い水準を見込めることや、為替相場が大きく円安に推移していることも利益を押し上げる。なお、年間配当予想は14円(前期12円)となる。同時に発表した第3四半期累計(21年9月-22年5月)決算は、売上高89億2300万円(前年同期比52.2%増)、営業利益19億9200万円(同2.5倍)、純利益15億6600万円(同2.4倍)だった。
■Tホライゾン <6629> 616円 (+45円、+7.9%)
テクノホライゾン <6629> [東証S]が4日ぶりに急反発、大きく切り返しフシ目の600円台に回復した。同社はFA・光学機器の製造販売を手掛けるが、レンズ技術を応用した監視カメラやドライブレコーダーなどの高い商品開発力を強みとしている。ロボティクスや医療など対象とするビジネスエリアは広いが、次世代成長市場として注目度が高い自動運転分野での活躍に期待が大きい。自動車向けソリューションでは画像圧縮技術とレンズ・プロジェクター技術を駆使した車載機器を自社ブランドで展開しており、今後の収益機会拡大に向けた思惑が募る。19年3月期以降はトップラインの伸びが加速、利益面でも23年3月期は営業利益が前期比2.2倍の15億円予想と急回復見通しにある。株価指標面からのアプローチではPER、PBR、配当利回りいずれも割安感が強い。
■トレファク <3093> 1,283円 (+80円、+6.7%)
東証プライムの上昇率3位。トレジャー・ファクトリー <3093> [東証P]が続急伸。13日の取引終了後、23年2月期の連結業績予想について、売上高を253億9800万円から260億3800万円(前期比11.7%増)へ、営業利益を10億9800万円から14億円(同40.7%増)へ、純利益を7億4200万円から8億8600万円(同25.9%増)へ上方修正したことが好感された。第1四半期(3-5月)において単体で直営店を6店出店し、既存店売り上げも好調に推移したほか、リユース事業を行う各グループ会社がいずれも堅調に推移したことで営業利益が計画を大きく上回り、過去最高となったことが要因としている。第1四半期決算は、売上高67億3300万円(前年同期比18.8%増)、営業利益7億6600万円(同2.2倍)、純利益5億3200万円(同2.2倍)だった。
■吉野家HD <9861> 2,574円 (+152円、+6.3%)
東証プライムの上昇率4位。吉野家ホールディングス <9861> [東証P]が続急伸。13日の取引終了後に発表した23年2月期第1四半期(3-5月)の連結営業損益は4億4000万円の黒字(前年同期は2億600万円の赤字)となり、これが好感されたようだ。3-5月期としてはコロナ禍前の19年3-5月期以来、3年ぶりの黒字となった。国内はまん延防止等重点措置の解除後、通常営業を再開し店内飲食が段階的に回復したほか、海外では米国やアセアン部門が2ケタ増収となった。また、コストコントロールを継続したことも利益改善に貢献した。
■ブロメディア <4347> 1,225円 (+65円、+5.6%)
ブロードメディア <4347> [東証S]が続急伸、連日の年初来高値更新と気を吐いた。コンテンツ配信事業者で、配信やセキュリティー対策などの技術面で強みを持つ。また、eスポーツ市場の拡大を視野にクラウドゲーム事業の育成にも力を入れている。業績は急成長途上で、22年3月期営業利益は前の期比83%増の8億7600万円と急増、続く23年3月期も前期比14%増の10億円予想と16期ぶりの10億円台乗せが見込まれている。低PERで割安感があるうえ、ROEが30%を超えるハイクオリティー銘柄である点も注目される。
■ノダ <7879> 1,337円 (+68円、+5.4%)
ノダ <7879> [東証S]が急反発。13日の取引終了後に22年11月期業績予想の上方修正を発表。売上高を700億円から795億円(前期比23.1%増)へ、営業利益を47億円から91億円(同2.4倍)へ引き上げており、これが好感されたようだ。合板の販売価格上昇が貢献する形で上期(21年12月-22年5月)業績が大幅な増収増益となっており、これが通期見通しに影響した。年間配当予想も36円から60円(前期32円)へ大幅増額した。
■インタファク <4057> 1,317円 (+67円、+5.4%)
インターファクトリー <4057> [東証G]が続急伸。13日の取引終了後、23年5月期の経常利益(非連結)は前期比6.6倍の2億2600万円になりそうだと発表。2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなり、これが好感された。今期はECの高い需要とEC事業者向けクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」の大規模案件ニーズが継続することを想定。営業体制や支援サービスを強化するほか、スモールスタート向け新サービス「ebisumart zero」の販売網拡大を図る構えだ。なお、同時に発表した22年5月期の経常利益は前の期比82.3%減の3400万円だった。
■プリントN <7805> 611円 (+26円、+4.4%)
プリントネット <7805> [東証S]が大幅続伸。14日午前11時30分に、22年8月期の経常利益(非連結)を従来予想の3億4700万円から4億4000万円へ上方修正すると発表。資源・エネルギー価格は上昇傾向にあるが今期業績に与える影響は少なく、一方で大口取引先との取引条件の見直し、及び全社的な生産性向上のための施策の効果が予想以上に大きかったことが上振れの要因としている。
※14日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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