―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 テーオーＨＤ <9812>
21年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常損益は9300万円の黒字(前年同期は8800万円の赤字)に浮上して着地した。
★No.2 農業総研 <3541>
20年8月期の経常利益(非連結)は前の期連結比2.3倍の0.4億円に急拡大し、7期連続増収となった。
★No.7 Ｎｏ．１ <3562>
21年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比39.5％増の2.1億円に拡大したが、通期計画の6.2億円に対する進捗率は34.1％にとどまり、5年平均の37.6％も下回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<9812> テーオーＨＤ ＪＱ +32.30 10/14 1Q 黒転
<3541> 農業総研 東Ｍ +18.88 10/14 本決算 －
<7049> 識学 東Ｍ +15.78 10/14 上期 赤転
<7879> ノダ 東２ +2.71 10/14 3Q -18.62
<9326> 関通 東Ｍ +2.67 10/14 上期 －
<4616> 川上塗 東２ +2.65 10/14 3Q 赤転
<3562> Ｎｏ．１ ＪＱ +2.50 10/14 上期 39.47
<3065> ライフフーズ ＪＱ +1.18 10/14 上期 赤転
<3045> カワサキ 東２ +0.41 10/14 本決算 －
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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