アイエックス・ナレッジ<9753>では、3ヶ年の中期業績目標を掲げ、随時ローリングしている。2027年3月期の業績目標は、売上高で24,500百万円、営業利益で1,970百万円を掲げており、3期間の売上高成長率で年4.0%、営業利益成長率で年6.0%とやや利益成長を重視する計画になっている。売上高営業利益率は8.0%を目指す。
中期経営計画では、財務的な価値とともに非財務的な価値を追求し、持続的な成長による企業価値の向上を目指している。非財務的な価値追求の大きな柱は「人的資本経営」であり、(1) プロフェッショナル人財育成・リスキリング、(2) ダイバーシティ&インクルージョン推進、(3) エンゲージメント&職場環境向上の3つが戦略の柱と位置付けられている。
プロフェッショナル人財育成・リスキリングに関しては、クラウドネイティブな人材育成を積極的に行ってきており、AWSに加えてMicrosoft Azure、アジャイル開発、AIなど技術の幅を広げている。(2) ダイバーシティ&インクルージョン推進に関しては、女性従業員数や女性管理職の比率の向上、グローバル人材の雇用拡大などが焦点となる。現在もアジア圏を中心とした人材が活躍しているが、顧客企業のグローバル展開に伴いグローバル人材の活躍の場も広がっている。(3) エンゲージメント&職場環境向上に関しては、最も重点的に強化している。全社員のエンゲージメント調査を行うとともに、全社員に1on1ミーティングを導入、実施した。重層的な取り組みを通して、“やりたいこと・できること”と“実際の業務”のミスマッチを減らし、人材の継続的な成長とともに、企業・社会の継続可能性を高めること目指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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