<5410> 合同製鐵
四季報より 業種:鉄鋼。
【特色】大手電炉メーカーで日本製鉄系。棒鋼、線材など建設用鋼材に強み。共英製鋼と株式持ち合い
【大幅増額】棒鋼、構造用鋼とも需要低調。が、製品値上げの一方、スクラップ相場が一転大幅反落。販価と原材料の値差が想定を上回る拡大。電力代高騰や後半に値差縮小でも営業益水準跳ね上がる。配当性向30%。
【構造用鋼】子会社が得意とする建築部材用細径を当社顧客に拡販、当社姫路工場は産機向け太径増強。エネルギー原単位改善、スクラップ歩留まり向上でコスト低減。
2022年11月2日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+378.1%の75.00億円、経常利益+818.9%の90.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。
コロナ相場前のもみあいで2月6日の3035円の高値からの急落で、3月13日に1787円の安値をつけ、その後、約1800~2000円のボックス相場の中の上下動となり、7月10日の1746円、11月13日の1810円と3点底をつけて上放れとなり、2021年3月19日に2338円の戻り高値をつけました。ここを当面のピークにして5月27日に1621円まで下げて、6月7日に1736円まで反発して、下降トレンド(A)へ移行しました。この下降トレンド(A)の中で、12月1日に1305円の安値をつけて2022年1月17日に1499円まで反発し、ここから2月2日の1253円を1段下げ(①)、3月9日の1212円を2段下げ(②)、5月13日の1197円を3段さ下げ(③)となって底打ちし、急反発となって上放れし、9月9日に1886円の高値をつけました。ここから10月13日に1652円まで押し目を入れて、三角保ち合いの上放れとなり、11月9日に1912円まで上昇して一服しているところです。
<6881> キョウデン
四季報より 業種:電気機器。
【特色】プリント配線板大手。産業機器軸に設計開発から実装・組み立てまで一貫体制。工業材料事業も
【続 伸】基板はタイの車載用が車減産で後半軟調。が、国内は5GやIoT関連の受注拡大で挽回。好採算品伸び、原料高や設備増強による償却負担増を吸収。工業材料も金属系原料が堅調。営業益続伸。増配。
【中期経営計画】需要急増で発表7カ月後に上方修正。21~25年度の設備投資の累計額は当初の235億円から418億円へ1・8倍増。ビルドアップ基板の生産を増強。
2022年11月9日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+13.8%の58.00億円、経常利益+11.6%の57.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場の急落で2020年4月6日の198円で底打ちとなり、5月15日の221円を2番底にして上昇トレンド(A)を形成しています。この中で6月2日の355円、11月25日の361円と2点天井をつけて、2021年4月27日に298円まで押し目を入れ、ここから急角度の上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、11月22日に727円の高値をつけ、12月21日に585円まで下げて反発し、2022年1月4日に838円の前年来高値更新となりました。ここをピークに1月28日に572円まで下落し、2月10日に669円まで反発して、5月10日に478円まで下げました。ここから669円を高値とし、478円を安値とする三角保ち合い(C)を形成中であり、この中で10月3日に501円の安値をつけてもみあって11月8日に578円まで上昇し、ここからすぐに反落となって11月10日に509円の安値をつけています。
<9753> アイエックス・ナレッジ
四季報より 業種:情報・通信業。
【特色】独立系システム開発会社。コンサルからシステム設計、開発、保守、運用まで一貫で手がける
【小幅増益】資産運用会社向けにシステム開発案件が増加。通信事業者向け開発、システム検証着実。システム運用は社会・公共サービス向け堅調増、ただ営業活動回復で販管費重く営業益小幅増止まり。特益減。
【人材育成】AWS向け中心の人材育成に加えアジュール向け技術者育成も。クラウド中心にDX向け開発体制強化。12月まで上限20万株、1・5億円上限に自己株取得。
2022年10月31日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+12.1%の12.88億円、経常利益+9.1%の13.45億円と3期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場での急落で2020年3月13日の387円の底打ちから上昇トレンド(A)を形成し、この中で10月13日に1153円の高値をつけ、10月30日に873円まで押し目を入れて再上昇となって、12月14日に1184円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(B)へ転換し、この中で2021年の7月30日に735円まで下げて、9月13日に899円まで反発し、再下落となって2022年1月22日の633円で当面の底打ちとなりました。ここからのもみあいで5月12日に639円の2点底をつけて上昇に転じ、下降トレンド(B)を上にぬけて10月18日に736円で上放れの形となっています。
<9268> オプティマスグループ
四季報より 業種:卸売業。
【特色】ニュージーランド向け中古自動車輸出。貿易・物流・検査・自動車ローンまで総合的に手がける
【快 走】貿易はニュージーランド・欧州向け台数増に加え単価も上昇。物流は輸送台数減を単価上昇で補い伸長。サービスも拡大。販管費増など吸収し営業益続伸。固定資産売却特益ないが純益高水準。増配。
【調 達】自己株式処分などで最大10億円調達へ。23年9月末までに中古車仕入れ等子会社の運転資金に充当。豪州持分法のデータサービス提供会社は子会社化を検討。
2022年8月12日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+17.2%の36.00億円、経常利益+13.0%の34.70億円と2期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場の急落で2020年3月17日に208円(分割前625円)で底打ちとなり、ここからの上昇で2021年8月18日に975円の高値をつけ、ここから終値ベースで668~855円のボックス相場(A)を形成しました。この中で2022年1月27日の659円の安値から上昇トレンド(B)へ移行し、ボックスを上放れして3月14日に1110円の高値をつけました。ここを当面のピークにして4月13日に801円まで下落し、4月25日に1078円まで反発して、6月20日に881円まで押し目を入れ再上昇となって8月12日に1253円の年初来高値更新となりました。ここをピークに調整入りとなって10月3日に885円まで下げて反発に転じかかっています。
<8075> 神鋼商事
四季報より 業種:卸売業。
【特色】神戸製鋼系の専門商社。グループ内の製品や鉄鋼原料の取り扱いが中心。自動車向けの比率高い
【減 配】鉄鋼は鋼材価格上昇で滑り出し好調。神鋼向け鉄鋼原料や非鉄も堅調増。ただ自動車用の需要停滞に加え、下期の市況一服見込む。運賃等も重く、通期で営業益微減。営業外の持分益増。債務免除特益ない。
【投 資】北米とアジアの拠点拡大に意欲、設備投資やM&A含め21~23年で200億円の投資方針。システム投資で業務DX化推進、営業に比重置いた人員再配置も。
2022年11月2日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+18.4%の119.00億円、経常利益+23.4%の120.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場の急落で2020年4月6日の1507円で底打ちし、1500~1600円の中でもみあったあと、2021年7月20日の2260円を安値に急上昇となり、11月4日に3635円の高値をつけて、12月2日に3070円まで下げて、ここから2022年3月4日に4005円まで上昇し高値更新となりました。ここからの押し目で4月27日に3225円の安値をつけて、ゆるやかに上昇し8月17日の4275円で再度、高値更新となりました。ここから10月3日に3630円まで下げるものの、2点底となって再上昇し、11月2日に4410円の年初来高値更新となっています。高値圏にありますが、高配当、好業績株ですので押し目を買っていくところです。
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