決算プラス・インパクト銘柄 … 東京製鉄、小松ウオール、両毛システム (10月23日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月22日から23日の決算発表を経て24日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　小松ウオール <7949>
　19年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比33.2％増の8.4億円に拡大し、従来予想の7.3億円を上回って着地。

★No.2　東京製鉄 <5423>
　19年3月期の連結経常利益を従来予想の120億円→130億円(前期は118億円)に8.3％上方修正し、増益率が1.7％増→10.1％増に拡大する見通しとなった。

★No.3　両毛システム <9691>
　19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比22.9％増の1.1億円に伸びたが、通期計画の7億円に対する進捗率は16.9％にとどまり、5年平均の29.1％も下回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7949> 小松ウオール 　東１　　 +2.72 　 10/23　　上期　　　 33.23
<5423> 東京製鉄 　　　東１　　 +2.40 　 10/23　　上期　　　 -3.43
<9691> 両毛システム 　ＪＱ　　 +0.85 　 10/23　　上期　　　 22.92

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした24日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース