後場の日経平均は140円安でスタート、商船三井や日特殊陶などが下落
日経平均;38264.81;-140.85TOPIX;2730.42;-12.75
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比140.85円安の38264.81円と、前引け(38189.54円)から下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は38190円-38340円のレンジで推移。ドル・円は1ドル=157.80-90円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海市場、香港市場など休場。
後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。前場の日経平均が下げたものの、節目とされる38000円を下回らず下値の堅い展開となったことや、ダウ平均先物が時間外取引で底堅く推移していることなどが市場の安心感となっているもよう。一方、米国で今晩、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が予定され、3日には4月の米雇用統計の発表も控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもある。
セクターでは、海運業、証券商品先物、ガラス土石製品が下落率上位となっている一方、電気・ガス業、卸売業、陸運業が上昇率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、商船三井<9104>、川崎船<9107>、日特殊陶<5334>、郵船<9101>、野村<8604>、東電力HD<9501>、さくら<3778>、コマツ<6301>、富士通<6702>、デンソー<6902>が下落。一方、レーザーテック<6920>、九州電力
<9508>、JR西<9021>、東北電力<9506>、住友林<1911>、スクエニHD<9684>、TOWA<6315>、アドバンテスト<6857>、三菱電<6503>、JR東<9020>が上昇している。
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