大引けの日経平均は前日比790.02円安の27467.23円となった。東証1部の売買高は15億1374万株、売買代金は3兆5277億円だった。セクターでは海運業、電気機器、精密機器などを筆頭にほぼ全面安となり、パルプ・紙のみが上昇。東証1部の値下がり銘柄は全体の96%、対して値上がり銘柄は2%となった。
個別では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、HOYA<7741>などの半導体関連が6%前後と大幅に下落。米マイクロソフトのゲーム大手買収発表を受けて競争激化懸念が高まったソニーG<6758>は12%安と急落。投資判断の格下げが嫌気された村田製<
6981>と太陽誘電<6976>も6%前後と下落。2月の生産計画の下振れが伝わったトヨタ自
<7203>が5%近く下げ、デンソー<6902>も5%と大幅安、トヨタ紡織<3116>は8%安に。
また、郵船<9101>や商船三井<9104>など海運株も投げ売られ、それぞれ10%前後と急落。日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>などの鉄鋼株も安い。
一方、マイクロソフトの買収報道を受けた業界再編期待からカプコン<9697>、スクエニHD<9684>、コナミHD<9766>などゲーム関連の一角が大幅高。12月の月次動向が好感されたパーク24<4666>、業績・配当予想の上方修正が材料視されたイムラ封筒<3955>、国内証券により目標株価が引き上げられたIDOM<7599>なども逆行高で大きく上昇。
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