―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の3月7日から8日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.3 エイチーム <3662>
19年7月期第2四半期累計(18年8月-19年1月)の連結経常利益は前年同期比43.7%減の11.6億円に落ち込み、通期計画の40億円に対する進捗率は29.2%にとどまり、5年平均の36.3%も下回った。
▲No.4 カナモト <9678>
19年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)の連結経常利益は前年同期比27.7%減の40.1億円に減り、11-4月期(上期)計画の112億円に対する進捗率は35.8%にとどまり、5年平均の52.8%も下回った。
▲No.5 鳥貴族 <3193>
19年7月期の連結最終損益を従来予想の7億4700万円の黒字→3億5600万円の赤字(前期は6億6200万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4238> ミライアル 東1 -17.86 3/ 8 本決算 -
<3843> フリービット 東1 -11.59 3/ 8 3Q 150.78
<3662> エイチーム 東1 -10.93 3/ 8 上期 -43.74
<9678> カナモト 東1 -10.24 3/ 8 1Q -27.66
<3193> 鳥貴族 東1 -6.58 3/ 8 上期 -60.23
<3524> 日東網 東1 -3.59 3/ 8 3Q -50.38
<8917> ファースト住 東1 -0.17 3/ 8 1Q 13.72
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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