経営コンサルティング事業は売上高55.77億円、セグメント利益14.66億円となった。経営コンサルティング全体の売上高は、主力の経営コンサルティングにおいて安定した受注を得ることができ、2019年3月期を上回った。戦略ドメイン・ファンクション研究会では、新型コロナウイルス感染症の影響により2月、3月の研究会実施数が減少した。アライアンスでは、大手・地域金融機関等の提携先からの顧客企業の紹介によりコンサルティング案件の受注が増加すると共に、中堅・中小企業を対象とした「成長M&Aコンサルティング」のサービス提供により、M&A案件の売上高は増加した。
人材開発コンサルティングでは、新型コロナウイルス感染症の影響により、サービス提供の実施時期の延期や中止が一部発生した結果、全体の売上高は減少した。
デジタルコンサルティングでは、大手企業・中堅企業のデジタルマーケティングについての課題を一括アウトソーシングで受注することで、ワンストップでトータルに支援した。
SP(セールスプロモーション)コンサルティング事業は売上高38.16億円、セグメント利益1.69億円となった。SPコンサルティング全体の売上高は、プロモーション戦略の推進と高付加価値案件の受注により、2019年3月期を上回った。SPツールの売上高は、顧客開拓においてSPコンサルティングに注力したため、減少した。ダイアリーでは、ブルーダイアリーブランドは、堅調に推移したが、スポット性の高いカレンダーの受注が減少した。
2021年3月期は、2018年5月28日付で公表した中期経営計画「Tanabe Vision 2020(2018~2020)」の最終年度となるが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による外出自粛や集合型研修の延期・中止等に伴い、FCCセミナーや戦略ドメイン&ファンクション研修会、オーダーメイド教育(研修)等や当該サービスに関連するコンサルティングの受注に影響を及ぼすと予想し、数値計画を修正した。通期の業績予想については、売上高が前期比微増の93.95億円、営業利益が同29.1%減の7.00億円、経常利益が同28.1%減の7.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.6%減の4.90億円を見込んでいる。
<SF>
この銘柄の最新ニュース
タナベCGのニュース一覧- コーポレート・ガバナンスに関する報告書 2024/06/26 2024/06/26
- タナベコンサルティング、グローウィン・パートナーズ連携で「Japan Country Award Most Valuable Solution Provider of the year FY24」受賞 2024/06/26
- NetSuiteソリューションプロバイダープログラムに参加 未来のビジネスを創造し、成長に適応したERP導入によるデータドリブンな経営を支援 2024/06/21
- よくある質問と回答(2024年6月) 2024/06/19
- 【QAあり】タナベコンサルティンググループ、今期は過去最高の売上高・営業利益を見込む 各業界・職種の実務経験者の採用に意欲 2024/06/19
マーケットニュース
タナベコンサルティンググループの取引履歴を振り返りませんか?
タナベコンサルティンググループの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。