きんえい、2-4月期(1Q)経常は赤字転落で着地、今期業績・配当を未定に変更

　きんえい <9636> [東証２] が6月9日大引け後(15:00)に決算を発表。21年1月期第1四半期(2-4月)の経常損益(非連結)は200万円の赤字(前年同期は9000万円の黒字)に転落した。
　併せて、従来の通期業績予想(経常利益は2億1000万円)を取り下げ、未定に変更した。

　同時に、従来10円を計画していた期末一括配当を未定に変更した。

　直近3ヵ月の実績である2-4月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の9.0％→-0.2％に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　新型コロナウイルス感染症拡大による政府の「緊急事態宣言」及びこれを受けた大阪府の「緊急事態措置」に基づき、本年４月８日から「あべのアポロシネマ」ほか該当施設の臨時休館を実施しました。その後、緊急事態宣言解除に伴い、感染予防策として「座席の間隔を空ける」「事前チケット販売やレイトショーを休止する」等を講じた上で、５月29日から「あべのアポロシネマ」の営業を再開しておりますが、依然として予断を許さない現時点では、業績予想の数値について合理的な算定が困難なため、一旦取り下げ未定とさせていただきます。今後につきましては、新型コロナウイルス感染症の動向を見極めながら、業績予想の開示が可能となった時点で速やかに公表いたします。また、通期の業績予想を未定とすることから、期末配当予想も同様に未定とし、配当予想の開示が可能となった時点で速やかに公表いたします。