東京株式(前引け)=反落も為替動向を横目に下げ渋る
きょう前場の東京株式市場は、為替が円高に振れたことを背景に売り優勢でスタート。ただ、寄り後は為替市場で急速にドルが買い戻され、これを横目に押し目買いが入り日経平均株価は前日終値近辺まで下げ渋る場面もあった。個別株物色意欲は継続しており、前引けも小幅安で着地している。
個別ではソフトバンクグループ<9984.T>が断トツの売買代金をこなし4連騰。任天堂<7974.T>も堅調。ディー・エヌ・エー<2432.T>、NTT<9432.T>なども買いが優勢だった。三井海洋開発<6269.T>が大幅高、ワコム<6727.T>、SUMCO<3436.T>も値を飛ばした。サイバネットシステム<4312.T>も物色人気に。半面、トヨタ自動車<7203.T>など自動車株が軟調、日立製作所<6501.T>も下落した。荏原<6361.T>は大幅安となった。カネカ<4118.T>が急落、東京テアトル<9633.T>も安い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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