東京五輪向け受注高水準、三役好転で上昇へ
11月9日の決算、18年3月期2Qの経常利益は前年同期比2桁減の1100万円と振るわなかったものの、通期同利益は過去最高益であった前期に匹敵する見通しを崩していない。
外部労務費の上昇や大型案件の減少の他、一部案件が下期へずれ込みなどが諸要因としている。
セレモニー部門では記念式典など大型案件が、スポーツ部門では国体・各種競技会が牽引・寄与。東京五輪に向けてスポーツイベント受注が高水準を維持している。
チャート面では一目均衡表において、ここ一ヶ月ほど抵抗体(雲)の上限を挟んで推移していたが、1/9に比較的大きめの陽線を伴って抵抗体を上抜けし三役好転へ。加えてパラボリックでは下降から上昇に転換、MACDにおいても0ラインより上でゴールデンクロスを形成したことから上昇トレンドへ向けて続伸できるか注目だ。
業種:サービス業
時価総額:40.32億円
PER:10.60倍
PBR:0.86倍