東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1500を超え、全体の7割を占めている。セクターでは保険、鉱業の上昇率が2%を超えたほか、海運、情報通信、金属製品、銀行、非鉄金属、空運、輸送用機器、電気機器が堅調。半面、医薬品、水産農林、繊維が小安く推移している。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>が日経平均を約36円押し上げたほか、KDDI<9433>、東エレク<8035>、ユニファミマ<8028>、NTTデータ<9613>が堅調。
日経平均は買い一巡後はこう着感が強まっていたが、上値抵抗として意識されていた25日線を上回っての推移が続く中、後場に入ると節目の22000円にタッチする局面もみられた。中間配当の再投資といった需給面の影響はあるとみられているが、東証1部の出来高が13億株台の薄商いの中では、底堅い相場展開といった印象が強いだろう。今晩の米国市場はアップルの時間外の下げが嫌気される可能性があるが、ある程度の調整は想定内となっており、米株安を吸収して25日線レベルでの底堅さがみられるようだと、センチメントの改善につながりそうだ。
月末の米中首脳会談を前に機関投資家の積極的な商いは見込めないだろうが、実質12月相場入りとなることもあり、個人主体の売買は活発になりそうである。マザーズ指数は1.1%の上昇で緩やかなリバウンドが続いているが、一目均衡表では薄い雲下限に接近してきているほか、遅行スパンは実線とクロスしてきている。今後実線が切り下がるため、遅行スパンは上放れをみせてくる確率が高く、シグナル好転から短期筋の資金を誘い込みやすいだろう。
<CN>
この銘柄の最新ニュース
NTTデータのニュース一覧- 信用残ランキング【買い残増加】 NTT、三菱UFJ、村田製 2025/01/26
- 紀陽銀行に温室効果ガス(GHG)排出量可視化プラットフォーム「C-Turtle(R)FE」を導入 2025/01/24
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は5日続伸、ファーストリテが1銘柄で約25円分押し上げ 2025/01/24
- 日経平均は101円高でスタート、OLCやNTTデータなどが上昇 2025/01/24
- 前日に動いた銘柄 part1 ハイデイ日高、ソフトバンクグループ、TOWAなど 2025/01/24
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
NTTデータグループの取引履歴を振り返りませんか?
NTTデータグループの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。