―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の水準から2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 ウィルソンW <9610>
23年3月期の連結経常損益は1800万円の黒字(前の期は4億9100万円の赤字)に浮上したが、24年3月期は9000万円の赤字に転落する見通しとなった。
▲No.3 ピープル <7865>
24年1月期第1四半期(2-4月)の経常利益(非連結)は前年同期比94.9%減の600万円に大きく落ち込んだ。
▲No.4 ジオコード <7357>
23年2月期の経常利益(非連結)は前の期比39.3%減の1億1900万円に落ち込み、従来予想の1億6000万円を下回って着地。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4707> キタック 東S -11.86 5/26 上期 57.14
<9610> ウィルソンW 東S -9.03 5/26 本決算 赤転
<7865> ピープル 東S -5.46 6/ 1 1Q -94.87
<7357> ジオコード 東S -5.20 5/26 本決算 -
<3329> 東和フード 東S -3.40 5/30 本決算 21.95
<2391> プラネット 東S -1.11 5/29 3Q -13.91
<4369> トリケミカル 東P -0.85 5/31 1Q -24.45
<9726> KNTCT 東S -0.65 6/ 1 本決算 -70.97
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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