―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の9月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 ネオジャパン <3921>
24年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比5.8%減の6.4億円に減ったが、通期計画の9.5億円に対する進捗率は68.0%に達し、5年平均の54.7%も上回った。
▲No.4 CRE <3458>
23年7月期の連結経常利益は前の期比27.1%減の66.9億円になり、24年7月期も前期比9.7%減の60.5億円に減る見通しとなった。
▲No.5 ヤーマン <6630>
24年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比13.7%減の18.1億円に減ったが、通期計画の62億円に対する進捗率は29.3%となり、5年平均の33.2%とほぼ同水準だった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3565> アセンテック 東P -8.77 9/13 上期 4.10
<3921> ネオジャパン 東P -7.15 9/13 上期 -5.82
<9603> HIS 東P -6.62 9/13 3Q 赤縮
<3458> CRE 東P -2.16 9/13 本決算 -9.66
<6630> ヤーマン 東P -1.52 9/13 1Q -13.69
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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