ＩＰＯ３社とも公開価格上回る、初値形成後は換金売りに押される展開に◇

　きょう東証グロース市場に新規上場したグラッドキューブ<9561.T>は、午前１０時４６分に公開価格（９６０円）を上回る１５００円で初値をつけた。その後、換金売りに押され１１５０円まで下げる場面があったが、後場終盤にやや盛り返し１２８０円で初日の取引を終了した。

　一方、同じくきょうグロース市場に上場したファインズ<5125.T>はストップ安となった。グラッドＣと同じく、初値（２７０３円）は公開価格（１８００円）を大きく上回り、その後換金売りに押される流れとなったが、こちらは切り返す場面がみられず結局ストップ安水準の２２０３円で引けた。

　札証アンビシャス市場に新規上場したキットアライブ<5039.SP>も、公開価格を上回る水準で初値をつけた後に下落し、終値はストップ安となる１２６６円となった。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS