同社は、上場会社唯一の完全成功報酬制で事業を展開しているほかに、成約までの期間が平均6.7ヶ月と短く、業界屈指のマッチング力を有する。これらを下支えしている要因としては、データドリブンかつ合理的な経営を生かした、社内システム全てを自社開発してAI・DXによる効率化が挙げられている。具体的には、M&Aはソーシング、マッチング、エグゼキューションの3つのフェーズに分かれている。同社では、ソーシング、マッチングの2フェーズをDX・AIで効率化することでアドバイザーがエグゼキューションに時間をかけられるため、質の高いサービス提供することができている。そのほか、全社的にコスト意識を徹底しており、競合他社比較で高水準の営業利益率が維持されている。
業績については、上期時点で売上高が前年同期比2.2倍の85.2億円、営業利益は同2.1倍の49.3億円で上期計画に対して高進捗となった。成約件数は前年同期比96%増の57件、大型案件は14件の成約件数に達した。現状、通期業績予想の上方修正は発表しておらず、2024年9月通期の売上高は前期比77%増の153億円、営業利益は同57%増の72億円を見込んでいる。
来期以降もトップラインや営業利益は拡大が見込まれる中、株価の動向は注視しておきたい。
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