＜チャートの視点＞＝多摩川ＨＤ、約４カ月ぶりに７５日線に対するプラスカイ離回復

　多摩川ホールディングス<6838.T>はきょう一時、前週末比３１円高の２５７円まで上昇。ザラ場では６月１２日以来、約４カ月ぶりに７５日移動平均線（３日時点：２４０円）に対するプラスカイ離を回復した。１０月１日に年初来安値１８８円をつけたあとは戻り足を速めており、きょうにも５日移動平均線（同：２０７円）と２５日移動平均線（同：２１０円）とのゴールデン・クロスが実現する見通し。一目均衡表では先行スパン１（３日時点：２２６円）と先行スパン２（同：２５４円）で囲まれた範囲（雲）を上抜いてきており、テクニカル面では基調の変化が相次いで示唆されている。
　なお同社は９月２５日に、九州電力<9508.T>の再生可能エネルギー発電設備に対する接続申し込みの回答保留についてコメントを公表。同電力管内での売電開始に向けて準備を進めている「南島原発電所」および「五島市荒神岳発電所」は、すでに系統連携承諾通知書を受け取っており影響はないとしている。

多摩川ＨＤの株価は１３時２８分現在２３９円（△１３円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）