東京株式(前引け)=円安追い風に続伸も上値重い
きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場は冴えない動きだったものの、外国為替市場で円安に振れており、これを手掛かりに買い優勢の地合いが続いた。不動産や銀行など内需セクターが買われ全般相場の下値を支えた。ただ、企業の決算発表本格化を前にして買いの勢いも限定的であり、日経平均は1万7200円台後半で売り買いを交錯させる展開にある。
個別ではオリエンタルランド<4661.T>が堅調、日東電工<6988.T>も買われている。THK<6481.T>が物色人気を集め、昭和電工<4004.T>も高い。神栄<3004.T>、東京機械製作所<6335.T>など低位株にも急動意するものが目立つ。半面、任天堂<7974.T>が急反落となったほか、楽天<4755.T>も安い。ソフトバンクグループ<9984.T>、NTT<9432.T>などが軟調、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>も下落した。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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