―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月29日から30日の決算発表を経て31日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 セキチュー <9976>
23年2月期の経常利益(非連結)は前の期比24.9%増の8億0700万円に伸びたが、24年2月期は前期比19.5%減の6億5000万円に減る見通しとなった。
▲No.2 マルマエ <6264>
23年8月期第2四半期累計(22年9月-23年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比22.0%減の9.1億円に減ったが、通期計画の16.6億円に対する進捗率は55.0%に達し、5年平均の46.8%も上回った。
▲No.3 キユソ流通 <9369>
23年11月期第1四半期(22年12月-23年2月)の連結経常利益は前年同期比3.6%減の4.8億円に減り、通期計画の35.5億円に対する進捗率は13.7%となり、5年平均の13.7%とほぼ同水準だった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<9976> セキチュー 東S -4.81 3/30 本決算 -19.45
<6264> マルマエ 東P -4.58 3/30 上期 -22.03
<9369> キユソ流通 東S -1.93 3/30 1Q -3.56
<9972> アルテック 東S -1.48 3/30 1Q 赤転
<6083> ERIHD 東S -0.41 3/30 3Q -1.08
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした31日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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