株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)(証券コード9348)は、今冬に打上げを予定している民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション2への挑戦を記念し、このたび新たに株主優待制度を実施することを発表しましたので、お知らせします。
本制度は、株主の皆様の日ごろのご声援・ご支援に感謝するとともに、ミッション2をより身近に感じていただく機会をご提供することで挑戦達成までの過程をispace従業員と一体となって楽しんでいただくことを目的とした新たな取り組みとして実施するものです。
ispaceは、シスルナ経済圏構築へのはじめの一歩となるミッション2の成功を目指し、歴史に残る偉業を株主様と共に果たせることを願い、引き続き前進してまいります。
■ 株主優待制度の概要
・ 対象:
2024年9月末時点の株主名簿に記載または記録された当社株式1単元(100株)以上を保有されている株主様
・ 優待内容:
保有株式の単元数に応じ、下記の優待品及び権利を提供
1,000株以上保有の株主様には1.、2.および3.三つ全ての優待品及び権利が、500株以上保有の株主様は1.および2.二つの優待品及び権利が提供されます。
1. 株主様限定ミッション2関連イベント参加への応募権利(特別ポストカードでお届け)
<提供時期>:2024年10月~11月頃の発送を想定
100株以上保有の株主様には、実施イベントは未定ですが、今後実施予定のミッション2関連イベント(打上げ、着陸イベント等)参加への応募権利を提供します。応募可能なイベントは、株主様向けに送付されたポストカードに記載のQRコードからご登録いただくメールアドレスに別途送付いたします。
なお、過去には、株主様限定のイベントとして、RESILIENCEランダー(月着陸船)のペーパークラフト組立イベントを実施しました。本イベントは、株主総会に現地参加された株主様の中から抽選でご当選された方、およびそのご家族様(2名まで)を招待し、CEO袴田やCTO氏家と共にランダーを一緒に組立てるという特別な時間をお過ごしいただきました。
2. RESILIENCEランダーLEDアクリルスタンド
<提供時期>:2024年10月~12月頃の発送を想定
500株以上保有の株主様には、ミッション2で打上げるRESILIENCEランダーがデザインされた、LEDアクリルスタンドを提供いたします。RESILIENCEランダーの外観が精微にデザインされたアクリルスタンドは、リモコン操作により5色の背景を選択でき、お好きなカラーのRESILIENCEランダーを身近でお楽しみいただけます。
3. ミッション2期間に撮影された株主様限定特別写真
<提供時期>:ミッション2完了後の発送を想定
1,000株以上保有の株主様には、ミッション2打上げ後にRESILIENCEランダーまたはTENACIOUSローバーが撮影する写真の中から、宇宙で出会う貴重な瞬間を捉えた1枚(注)*¹を株主様限定でお送りいたします。但し、ミッションの状況次第では撮影実施が不可能となり、写真のご提供そのものができない場合もございますのでご了承ください。
(注)*¹ 対象となる株主様へ送付する写真は全て同じ写真となります。
・ 今後の株主優待制度について
ミッション2挑戦を記念した株主優待は今回のみ(注)*²となり、次回以降につきましては、実施内容や実施時期が決まり次第順次お知らせします。
(注)*² 2024年8月22日時点の想定であり、変更となる可能性があります。
■ 株式会社ispace 代表取締役CEO & Founder 袴田 武史 コメント
「このたび新たに実施する株主優待制度は、日ごろよりispaceを支え、応援してくださる株主様への感謝をお伝えすると共に、いよいよミッション2の打上げを今年の冬に控え、より身近にこの興奮を一緒に味わっていただくためのきっかけになればと思っています。当社はこのミッションを通じて、引き続き宇宙事業への興味関心の醸成およびシスルナ経済圏の構築に取り組んでまいります。」
株式会社ispace(https://ispace-inc.com/jpn/)について
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動し、現在約300名のスタッフが在籍。2010年に設立し、Google Lunar XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営した。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行う。2022年12月11日には SpaceXのFalcon 9を使用し、同社初となるミッション1のランダーの打ち上げを完了。続く2024年冬[i]にミッション2の打ち上げを、2026年[ii]にミッション3、2027年に[iii]ミッション6の打ち上げを行う予定。
ミッション1の目的は、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証および強化であり、ミッション1マイルストーンの10段階の内Success8まで成功を収めることができ、Success9中においても、着陸シーケンス中のデータも含め月面着陸ミッションを実現する上での貴重なデータやノウハウなどを獲得することに成功。ミッション1で得られたデータやノウハウは、後続するミッション2へフィードバックされる予定。更にミッション3では、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によってNASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画。
■ HAKUTO-R(https://ispace-inc.com/jpn/m1)について
HAKUTO-Rは、ispaceが行うミッション1およびミッション2を総称する、民間月面探査プログラム。独自のランダー(月着陸船)とローバー(月面探査車)を開発して、月面着陸と月面探査の2回のミッションを行う。SpaceXのFalcon 9を使用し、2022年にミッション1(月面着陸ミッション)のランダーの打ち上げを完了。2024年冬ivにミッション2(月面探査ミッション)の打ち上げを行う予定。
HAKUTO-Rのコーポレートパートナーには、日本航空株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、日本特殊陶業株式会社、シチズン時計株式会社、スズキ株式会社、高砂熱学工業株式会社、株式会社三井住友銀行、SMBC日興証券株式会社、Sky株式会社、Epiroc ABが参加している。
[i] 2024年8月時点の想定
[ii] 2024年8月時点の想定
[iii] 2024年8月時点の想定
[iv] 2024年8月時点の想定
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