「カジノ関連」が20位にランクイン、大阪万博不人気で早くも跡地利用に関心か<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「カジノ関連」が20位にランクインした。
25年4月13日から10月13日まで開催される大阪・関西万博の開催まであと93日と100日を切ったが、前売り券の販売状況が芳しくない。当初入場券2300万枚のうち1400万枚を前売りの販売目標に掲げていたが、日本国際博覧会協会が発表した昨年12月25日時点の累計販売枚数は約746万枚にとどまり、吉村洋文大阪府知事も1月7日の会見で「非常に高い目標だと思っている」とコメント。目標達成が困難との見方を示している。
万博への関心がなかなか高まらないなか、一部では早くも跡地利用への関心が高まっている。大阪府と大阪市は9日、万博会場の跡地整備を巡る提案募集に関して、サーキット場やホテルを整備する民間事業者からの2案を「優秀提案」に選んだと発表した。これは万博会場跡地の中心部約50ヘクタールに関するもので、これを踏まえて府・市は3月末までにマスタープランを策定し、25年度後半に開発事業者を公募するとしている。
跡地利用に関するニュースが出たことで注目されたのが、北側の約49ヘクタールで30年秋ごろに開業予定のカジノを含む統合型リゾート(IR)だ。言うまでもなく、日本初のIR施設となる予定で、カジノのほか国際会議場や展示場、ホテル、レストラン、ショッピングモール、エンターテインメント施設などで構成される。
万博は今後、開催が近づくにつれ機運の高まりも期待されるが、あわせてIRへの関心も高まるとみられる。その重要構成要素であるカジノ関連銘柄も折に触れ注目されるとみられる。この日はテックファームホールディングス<3625.T>、杉村倉庫<9307.T>、櫻島埠頭<9353.T>などの動きが目立っている。
出所:MINKABU PRESS
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