ビジョナリー、上期経常を一転黒字に上方修正

　ビジョナリーホールディングス <9263> [ＪＱ] が12月14日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常損益を従来予想の3億5700万円の赤字→6億4300万円の黒字(前年同期は6100万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上し、11倍増益見通しとなった。
　なお、通期の経常損益は従来予想の6500万円の赤字(前期は3億3200万円の赤字)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社が2020年８月17日に公表いたしました2021年４月期第２四半期（累計）連結業績予想に対して、売上高は予想に沿って推移しておりますが、リモート環境の整備等により、徹底した各種経費の抑制、並びに店舗の生産性を鑑みた効率運営による人件費（残業代）削減等の自助努力に加えて、営業外収益では雇用調整助成金の受給もあり、EBITDA、営業利益、経常利益、四半期純利益が当初予想を大きく上回る結果となりました。なお、通期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響が不透明であり、当社を取り巻く事業環境への影響を合理的に算定することは困難であるため、現時点では前回発表予想数値を据え置くことといたします。ただし、今後の経営環境や業績動向を踏まえ、業績予想を見直す必要が生じた場合には、速やかに公表いたします。 本資料に記載されている業績予想は、発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、 実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。