併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が23億円の赤字(前期は22.4億円の赤字)に赤字幅が拡大する見通しを示した。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益は4.4億円の赤字(前年同期は6.5億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は5.5億円の赤字(前年同期は0.3億円の赤字)に赤字幅が拡大したが、売上営業損益率は前年同期の-15.0%→-11.1%に大幅改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2022年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により合理的な算定が困難であることから未定としておりましたが、上半期の輸送状況等を踏まえ、現時点で入手可能な情報に基づき、通期連結業績予想を算出しましたので公表するものであります。売上高は、27,200百万円(前連結会計年度比5.0%減)を見込んでおります。旅客自動車運送事業及び観光事業において、外出自粛の影響などによりコロナ禍前の水準を大きく下回りますが、前期の2021年3月期と比べては増収を見込んでおります。しかし、建設業において、完成工事高が減少し、全体では減収となる見込みであります。設備投資の抑制や全般的な費用の削減に取り組んでおりますが、営業損失は3,000百万円、経常損失は、2,300百万円、親会社株主に帰属する当期純損失は、2,300百万円となる見通しであります。なお、配当予想につきましては、引き続き、未定とさせていただきます。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づきながらも、不確実性要素が多々あり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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