東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、33業種すべてが上昇し、輸送用機器、証券商品先物、卸売、機械、保険の強さが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、KDDI<9433>、ダイキン<6367>が堅調だった半面、ヤマトHD<9064>、テルモ<4543>、エムスリー<2413>、レーザーテック<6920>が軟化した。
前日の米国市場は、インフレが鈍化し、米金融当局がハト派的な姿勢を保つとの見方から、ハイテク関連株中心に買いが優勢となり、主要株価指数は上昇した、この流れを受けて、東京市場でも半導体関連株など値がさ株中心に買われた。また、ウィリアムズNY連銀総裁発言を映して、円安が進んだことも投資家心理を好転させ、自動車や建設機械などの輸出関連株にも値を上げる銘柄が目立ち、日経平均の上げ幅は一時700円を超えた。さらに、1月限のオプションの特別清算指数(SQ)算出日を前に、日経平均が連日節目を突破しているため、先物やオプションの売り方が踏まされている側面もあり、上昇に弾みが付いた形となったようだ。
日経平均は前日に続き、バブル崩壊後の戻り高値を更新し、心理的な節目の35000円をも上抜けた。なお、注目の米CPIについては、総合指数が前年同月比3.2%上昇と11月の3.1%上昇からわずかに伸び率は加速する一方、コア指数は前年同月比3.8%上昇と11月の4.0%上昇から減速することが予想されている。インフレ基調を示すコア指数が市場予想を上回ることになれば、米国での利下げ期待の後退からドル高が一段と進み、株式市場には追い風となる可能性があり、結果が注目されている。
<CS>
この銘柄の最新ニュース
ヤマトHDのニュース一覧- [PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇100銘柄・下落75銘柄(東証終値比) 2025/01/08
- 自己株式の取得状況に関するお知らせ 2025/01/06
- 2024年【自社株買い】インパクトベスト50! <年末特別企画> 2024/12/31
- 本格普及期へ突入、テスラ効果で「自動運転関連」は大相場確変モード <株探トップ特集> 2024/12/23
- 週間ランキング【業種別 騰落率】 (12月20日) 2024/12/21
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
ヤマトホールディングスの取引履歴を振り返りませんか?
ヤマトホールディングスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。