不動産開発事業の売上高は前期比15.5%増の722.49億円、セグメント利益は同28.4%増の75.36億円となった。新築物件の販売に注力するとともに、中古マンションの販売も積極的に行った。新築マンション売上高は397.66億円(1,431戸)、中古マンション売上高は251.74億円(1,025戸)、不動産賃貸収入は70.40億円、その他収入は2.67億円となった。
不動産管理事業の売上高は前期比10.2%増の34.85億円、セグメント利益は同1.8%減の8.82億円となった。同社グループ開発物件の新規管理受託により管理件数が増加し、賃貸管理戸数は17,432戸、建物管理棟数は327棟となった。
建設事業の売上高は前期比14.0%減の53.71億円、セグメント利益は同9.1%増の6.46億円となった。マンション建設及び大規模修繕工事を中心に受注は堅調に推移し、また工事についても概ね計画どおりに進捗した。
旅館事業の売上高は前期比10.1%増の10.95億円、セグメント損失は0.20億円(前期は0.39億円の損失)となった。緊急事態宣言発令下における国内での移動自粛等の影響を受けて、稼働率は低迷したものの、高価格帯の客室を中心に回復基調で推移した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高を850億円、営業利益、経常利益を共に75億円、親会社株主に帰属する当期純利益を50億円と見込んでいる。
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