―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の1月24日から25日の決算発表を経て26日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 未来工業 <7931>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の60.4億円→67.6億円(前期は41.5億円)に11.8%上方修正し、増益率が45.7%増→62.9%増に拡大し、従来の10期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
★No.2 小松ウオール <7949>
24年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.4倍の26.8億円に急拡大し、通期計画の34.7億円に対する進捗率は77.5%に達し、5年平均の55.0%も上回った。
★No.3 HIOKI <6866>
23年12月期の連結経常利益は前の期比13.0%増の82.3億円になり、24年12月期も前期比6.8%増の88億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<7931> 未来工業 東P +16.99 1/25 3Q 73.38
<7949> 小松ウオール 東P +12.52 1/25 3Q 142.60
<6866> HIOKI 東P +8.39 1/25 本決算 6.85
<5727> 邦チタ 東P +7.15 1/25 3Q -45.21
<8864> 空港施設 東P +3.67 1/25 3Q 19.60
<9795> ステップ 東P +2.74 1/25 1Q 3.87
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした26日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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