会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は1億円の赤字(前年同期は9.9億円の黒字)に転落する計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比21.1%減の7.5億円に減り、売上営業利益率は前年同期の16.7%→12.3%に低下した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
個別業績につきましては、不動産賃貸事業において空室部分の臨時使用収入があった他、給排水事業において、夏場のコロナ感染症拡大下でも政府による行動制限が発出されず、空港利用者の増加に伴う給排水使用量の回復傾向が続いたこと等もあり、売上高が増加しました。また、一部の修繕・リフォーム工事が工程調整や部材納期遅延の影響等により下期以降へ持ち越しとなった他、不動産取得税の確定精算に伴う戻入益の発生や受取配当金の増加等もあり、経常利益・四半期純利益が前回予想を上回ることとなりました。 連結業績では、熱供給事業において電気・ガス料金単価の上昇に伴う原材料費の増加が著しく、利益を押し下げる要因となりましたが、上記個別業績での上振れもあり、結果として営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益は前回予想を上回ることとなりました。 なお、通期の業績予想につきましては、電気・ガス料金単価の動向が引き続き不透明であり、他の要素も併せて現在精査中です。従いまして、現時点で通期の業績予想は2022年6月9日に公表いたしました予想を変更しておりません。 今後、見直す必要が生じた場合は、速やかにお知らせいたします。(注)本資料に記載されている業績等の予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により予想数値とは異なる場合があることにご留意下さい。
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