この流れを受けた東京市場においては、SQに絡んだ商いは225型が売り越しだったようであり、これによりSQ値は29282.41円と抑えられた。その後、日経平均は一時下げに転じる場面がみられたが、前引けにかけては強含みの展開となり上げ幅を拡大。この流れは後場に入って勢いを増しており、後場半ばには29744.32円まで上昇している。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは金属製品、電気機器、海運、機械、鉄鋼、情報通信が2%を超える上昇。一方で、電力ガス、不動産、陸運、保険が小幅に下落している。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、信越化<4063>、アドバンテスト<6857>が堅調。半面、ファーストリテ<9983>、TOTO<5332>、アステラス薬<4503>、住友不<8830>が冴えない。
東エレクは9営業日ぶりに反発となるなど、米長期金利の上昇をきっかけとしたナスダックの調整入り、これを受けたグロース株への利益確定の流れにも一服感が意識された感はある。東エレクは75日線レベルでの底固めからリバウンドをみせており、25日線を捉えてきている。ここまではテクニカル面では想定内であろう。
また、ナスダックについても25日線レベルまでのリバウンドをみせてきており、この抵抗線を明確に上放れてくるようであれば、グロース株を見直す動きは意識されやすいところである。それ故に、来週の米FOMCを通過してくるまでは米長期金利の動向を睨みながらの展開になりやすく、グロースシフトについても、見極めたい水準であろう。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
住友不のニュース一覧- ADR日本株ランキング~三菱商事など全般買い優勢、シカゴは大阪比540円高の40480円~ 2025/01/25
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は5日続伸、ファーストリテが1銘柄で約25円分押し上げ 2025/01/24
- 後場に注目すべき3つのポイント~米株高を背景に1月7日以来の40200円台まで上昇 2025/01/24
- 日経平均は5日続伸、米株高を背景に1月7日以来の40200円台まで上昇 2025/01/24
- ADR日本株ランキング~高安まちまち、シカゴは大阪比30円高の39920円~ 2025/01/24
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
住友不動産の取引履歴を振り返りませんか?
住友不動産の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。