日経平均は5日続落、米株安が影響も「利上げ見送り」で下げ幅縮小
米国株の大幅安を受けて、東京市場も売り優勢で取引を開始した。日経平均は一時前日比700円超の下落となったが、売り一巡後は下げ幅を縮小する展開となった。本日発表される日本銀行による金融政策決定会合の結果が「利上げ見送りの公算が大きい」との見方が強まっており、市場の安心材料となっているもよう。米金利が上昇したことで、為替が1ドル154円台半ばと前日比で円安に推移していることも下支えとなっている。
大引けの日経平均は前日比268.13円安(-0.69%)の38813.58円となった。東証プライム市場の売買高は22億8885万株。売買代金は4兆2249億円。業種別では、電気・ガス、不動産、非鉄金属、証券・商品先物、石油・石炭などが下落した一方、海運、銀行、保険、その他製品、倉庫・運輸などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は46.8%、対して値下がり銘柄は49.4%となっている。
日経平均採用銘柄では、ナスダック大幅安を受けて、ソフトバンクグループ<9984>、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体株が総じて安い。また、昨日買い優勢となった三菱自<7211>や、マツダ<7261>
など自動車株の一角が反落。ホンダ<7267>は続落で年初来安値を更新した。このほか、東京建物<8804>、住友不動産<8830>、三菱地所<8802>、三井不動産<8801>など不動産株が弱い。
一方、昨日ストップ高となった日産自<7201>は一時、前日比マイナス圏に突入するなど乱高下した結果、上昇して取引を終えた。また、IHI<7013>、川崎重工<7012>、三菱重工<7011>など防衛関連が買われたほか、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株も買われた。このほか、ヤマトHD<9064>、NTN<6472>、アサヒHD<2502>、キヤノン<7751>などが上昇した。
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