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2024/09/02 - 菱地所(8802) の関連ニュース。■東京機 <6335> 391円 (+17円、+4.6%) 東京機械製作所 <6335> [東証S]が3日ぶり大幅反発。新聞向け輪転機を製造しており、業績面では逆風環境にあるが25年3月期第1四半期は営業損益が黒字転換するなど利益採算は改善傾向にある。そうしたなか、29日取引終了後に建機レンタルを手掛ける西尾レントオールと共同開発を進めてきた自律走行清掃ロボット「一望打塵」が完成したことを発表、これを材料視する買いを呼びこんだ。今月14日に上ヒゲでつけた400円台を再び回復し、一段の上値をうか

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前週末30日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2024/09/02 05:30

東京機 <6335>  391円 (+17円、+4.6%)

 東京機械製作所 <6335> [東証S]が3日ぶり大幅反発。新聞向け輪転機を製造しており、業績面では逆風環境にあるが25年3月期第1四半期は営業損益が黒字転換するなど利益採算は改善傾向にある。そうしたなか、29日取引終了後に建機レンタルを手掛ける西尾レントオールと共同開発を進めてきた自律走行清掃ロボット「一望打塵」が完成したことを発表、これを材料視する買いを呼びこんだ。今月14日に上ヒゲでつけた400円台を再び回復し、一段の上値をうかがう展開にある。

タカラトミー <7867>  3,459円 (+149円、+4.5%)

 タカラトミー <7867> [東証P]が大幅高で5日続伸。同社は29日、トレーディングカードゲーム(TCG)「ディズニー・ロルカナ・トレーディングカードゲーム」シリーズを25年1月に国内で発売する予定だと発表。これが材料視されたようだ。第1弾として、1パック6枚入り拡張パック「ディズニー・ロルカナ・TCG 日本語版ブースターパック THE FIRST CHAPTER 物語のはじまり」と、1セット60枚入り構築済みデッキ3種「ディズニー・ロルカナ・TCG 日本語版 構築済みデッキ THE FIRST CHAPTER 物語のはじまり サファイア・スティール/アンバー・アメジスト/エメラルド・ルビー」など4種類を、25年1月から全国の玩具専門店、百貨店・量販店などの玩具売場、インターネットショップ、トレーディングカード専門店、タカラトミーの公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」で販売するという。

村田製 <6981>  3,033円 (+121円、+4.2%)

 村田製作所 <6981> [東証P]やTDK <6762> [東証P]が堅調推移。米アップル が現地時間9月9日に開催する予定の新製品発表会では、生成AIが搭載された新型iPhone「16」が発表されるとの見方が広がっている。新製品が好調な売れ行きを示し、サプライヤー各社に対する部品需要が拡大するとの期待が膨らむなかで、日本の電子部品株に対する物色意欲が強まった。29日に米ウォール・ストリート・ジャーナル電子版が、アップルと米エヌビディア が米オープンAIへの出資に向けて協議していると報じたことも、アップル関連株には刺激材料となったようだ。太陽誘電 <6976> [東証P]や日東電工 <6988> [東証P]などが高かった。

レジル <176A>  1,422円 (+55円、+4.0%)

 レジル <176A> [東証G]が4日ぶり大幅反発。30日午前11時ごろ、三菱地所 <8802> [東証P]グループでマンション管理を手掛ける三菱地所コミュニティと業務提携契約を締結したと発表しており、好材料視された。今回の提携は、マンションのレジリエンス(災害などに対する回復力)向上や 脱炭素化社会の実現に寄与することを目的としたもの。レジルの「マンション防災サービス」と、三菱地所コミュニティの防災コンセプト「そなえLiNK」を掛け合わせた新サービスを共同開発し、ハード・ソフトの両面で災害に強いマンションを構築しつつ、マンション1棟の電力をまるごと脱炭素化できる仕組みを提供するとしている。なお、レジルの「マンション防災サービス」における他社との業務提携は初の試みとなるという。

ノーリツ <5943>  1,955円 (+65円、+3.4%)

 ノーリツ <5943> [東証P]が大幅続伸。29日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、イギリスに本拠を置く投資運用会社ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドとその共同保有者による株式保有割合が5.02%となり、新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は、投資及び経営陣に対する経営の助言並びに重要提案行為などを行うこととしており、報告義務発生日は8月22日となっている。

川重 <7012>  5,151円 (+150円、+3.0%)

 川崎重工業 <7012> [東証P]が大幅続伸。同社は29日、中国の油圧機器メーカーと精密機械事業の合弁会社を設立すると発表しており、これが材料視されたようだ。合弁会社の出資比率は川重が49%、中国企業が51%で、設立は9月8日を予定。中国拠点の増強を通じて、市場の変化や顧客の多様なニーズに応える体制を強化するとしている。

三菱電 <6503>  2,441円 (+68円、+2.9%)

 三菱電機 <6503> [東証P]が3日続伸。29日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を2000万株(発行済み株数の0.96%)、または300億円としており、取得期間は8月30日から10月31日まで。中期経営計画における資本政策の一環として、株主還元の強化及び資本効率の向上などを図るためとしている。

ベル24HD <6183>  1,514円 (+35円、+2.4%)

 ベルシステム24ホールディングス <6183> [東証P]が3日ぶり反発。30日、中部電力 <9502> [東証P]グループでデータサイエンス事業を手掛けるTSUNAGU Community Analyticsとともに、生成AIを活用してコンタクトセンターのノウハウ伝承を実現する共同サービスの提供を始めると発表。これを手掛かり視した買いが株価の下支え要因となったようだ。コンタクトセンターにおいてベテランのノウハウや過去の対応履歴をデータベース化し、新人担当者の業務で問題が発生した際に、生成AIがベテランに代わって原因の特定や解決の示唆を行う。2025年度までに約10社に対し、サービスの導入を目指す予定としている。

古河機金 <5715>  1,613円 (+31円、+2.0%)

 古河機械金属 <5715> [東証P]が3日ぶり反発。29日取引終了後、114万5000株(自己株式を除く発行済み株数の3.08%)を上限に30日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表。これが好感された。買い付け価格は29日終値の1582円。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、古河機金は30日に予定通り買い付けを実施し、95万3700株を取得した。

JCRファ <4552>  626円 (+12円、+2.0%)

 JCRファーマ <4552> [東証P]が3日ぶり反発。29日取引終了後、創製したムコ多糖症IIIA型(サンフィリッポ症候群A型)治療酵素製剤(開発番号JR-441、血液脳関門通過型遺伝子組み換えヘパランN-スルファターゼ)に関する臨床第1相試験の治験計画届が医薬品医療機器総合機構(PMDA)に受理され、所定の調査が終了したと発表した。JR-441はこれまでに欧州委員会(EC)と米食品医薬品局(FDA)からオーファンドラッグの指定を受けており、ドイツで臨床第1/2相試験を実施している。

トヨタ <7203>  2,759.5円 (+39円、+1.4%)

 トヨタ自動車 <7203> [東証P]が反発。日本経済新聞電子版が30日未明、「トヨタ自動車は2024年度下期(10月-25年3月)に部品メーカーに供給する鋼板価格について、24年度上期(4-9月)と比べて1トン当たり1万5000円程度引き下げる方針を固めた」と報じた。値下げは7年ぶりとなるという。トヨタは自社と部品メーカー分の鋼材を鉄鋼メーカーから一括で購入し、系列の部品メーカーに供給している。トヨタにとって鉄鋼メーカーから調達する鋼材コストの負担軽減は、利益を押し上げる要因となることから、報道を好感した買いが入ったようだ。記事によると、トヨタは日本製鉄 <5401> [東証P]と半期ごとに鋼材仕入れ値を交渉しているが、このほど決着したという。

アルプスアル <6770>  1,555.5円 (+20円、+1.3%)

 アルプスアルパイン <6770> [東証P]が3日続伸。29日の取引終了後、独自開発の低コアロス材「リカロイ」を特徴とするパワーインダクター事業を、25年1月初旬をメドに台湾のデルタ・エレクトロニクスグループに譲渡すると発表。それに伴い25年3月期に特別利益を計上するとしたことが好感された。同社によると、パワーインダクター事業は固有の磁性技術をベースとして特定市場での地位を確保しているものの、多くの競合他社が存在しており、自社の保有する技術だけでは将来的にグローバル市場全体の成長を取り込むことは困難だと判断したという。また、中長期的な方向性で、同社の他技術や製品とのシナジーが弱く、新たなパートナーの下で固有磁性技術の最大限の活用を図り成長機会を最大化させるべきだと判断したともしている。譲渡価額は約7100万ドル(約103億円)。なお、同事業の24年3月期の売上高は29億8800万円、営業利益は2億7400万円で、連結業績全体に対する割合は売上高で0.3%、営業利益で1.4%に及ぶ。

ガンホー <3765>  3,030円 (+31円、+1.0%)

 ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> [東証P]が3日ぶり反発。30日午後0時15分ごろ、24年内に正式サービスの開始を予定しているスマートフォン向けゲーム「ディズニーピクセルRPG」の事前登録者数が50万人を突破したと発表しており、好材料視された。「ディズニーピクセルRPG」は、ウォルト・ディズニー・ジャパン(東京都港区)の協力のもと、iOS及びAndroid端末向けにサービスを予定している、可愛らしいドット絵で描かれたディズニーキャラクターたちと一緒に冒険するRPG。30日には同ゲームの魅力が詰まったPVとキービジュアルも公開され、PVはディズニーゲーム公式YouTubeチャンネルで見ることができる。

※30日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

配信元: 株探

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