リコーリース、前期最終を25％下方修正

　リコーリース <8566> [東証Ｐ] が4月1日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結最終利益を従来予想の144億円→108億円(前の期は148億円)に25.0％下方修正し、減益率が3.2％減→27.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の90.2億円→54.2億円(前年同期は64億円)に39.9％減額し、一転して15.3％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高、営業利益、経常利益に関しては前回発表予想から変更はありません。当社が保有する有価証券のうち、時価が著しく下落したものについて、減損処理による投資有価証券評価損4,998百万円を計上することにより、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想を下回る見込みです。なお、期末の配当予想は、配当の累進性を維持するため、現時点で１株あたり75.00 円（年間配当金１株あたり150.00 円）を予定しており、前回発表予想から変更はございません。