豊和銀、前期経常を16％下方修正

　豊和銀行 <8559> [福証] が5月7日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の8.1億円→6.8億円(前の期は14.5億円)に16.0％下方修正し、減益率が44.4％減→53.3％減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の最終利益は従来予想の5.8億円→8.7億円(前の期は13億円)に50.0％上方修正し、減益率が55.5％減→33.2％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の3.4億円→2.1億円(前年同期は9.2億円)に37.9％減額し、減益率が63.0％減→77.0％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　経常利益は、想定よりも有価証券利息配当金が増加し、営業経費が減少する一方、信用コストが増加する見込みであることから、従来の業績予想を下回る修正を行うものです。他方、当期純利益は、法人税等及び法人税等調整額が想定よりも減少する見込みであることから、従来の業績予想を上回る修正を行うものです。※ 本資料に記載されている業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。