東京株式(前引け)=配当落ちの影響で続落も底堅さを発揮
きょう前場の東京株式市場は、売り優勢となり続落。ただ9月末の配当落ち分として約130円の下押し要因となっており、実態は強い地合いであったといえる。下値では好業績銘柄中心に押し目買いの動きが観測されている。業種別では鉄鋼や海運株が堅調だった。外国為替市場で1ドル=112円台前半の推移と円安水準に振れており、これが全体相場を支える格好となった。
個別では、任天堂<7974.T>が高く、日本電産<6594.T>、村田製作所<6981.T>も買い優勢。クロップス<9428.T>は一時ストップ高、みなと銀行<8543.T>、関西アーバン銀行<8545.T>はいずれも大幅高。フィックスターズ<3687.T>も値を飛ばした。半面、ソフトバンクグループ<9984.T>、トヨタ自動車<7203.T>は軟調。トリドールホールディングス<3397.T>、コロワイド<7616.T>などが大幅安。ゼンショーホールディングス<7550.T>、ディア・ライフ<3245.T>なども値を下げた。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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