併せて、通期の同利益を従来予想の255億円→217億円(前期は244億円)に14.9%下方修正し、一転して11.2%減益見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の182億円→144億円(前年同期は117億円)に20.8%減額し、増益率が55.2%増→23.0%増に縮小する計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比58.2%増の89.8億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の15.1%→20.7%に大幅上昇した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
【連結】 営業収益は営業貸付金残高の増加に伴う営業貸付金利息の増加により、 1,639 億円 (前回予想比 27 億円増) となる見込みです。 一方で営業費用は、ローン事業において好調な新規獲得を背景に広告宣伝費が増加したことに加え、足元の弁護士介入の増加や事業者ローン事業およびタイ王国でのローン事業におけるコロナ救済策の終了に伴う回収環境の悪化によって貸倒関連費用が増加したことなどから、 1,424 億円(同 64 億円増)となる見込みです。 この結果、営業利益は215 億円( 同 37 億円減)、経常利益は 217 億円(同 38 億円減)、親会社株主に帰属する当期純利益は 204 億円(同 22 億円減)となる見込みです。【個別 】 営業収益は営業貸付金残高の増加に伴う営業貸付金利息の増加により 1,015 億円 (前回予想比 24 億円増)となる見込みです。 営業費用は、好調な新規獲得を背景に広告宣伝費が増加したことに加え、足元の弁護士介入の増加等による貸倒関連費用の増加等により 、 803 億円 (同 27 億円増)となる見込みです。 この結果、営業利益は 212 億円 (同 3 億円減) 、経常利益は 234 億円(同 4 億円減)、当期純利益は 215 億円(同7 億円減)となる見込みです。 上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づく見通しであり、最終の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
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