フォーバル<8275>の利益成長をけん引するのはアイコンサービスである。アイコンサービスは、自社の“企業ドクター”が行うのが基本であったが、OEM展開も開始している。他社に差別化された新しいビジネスモデルとしてノウハウを提供し、アイコンサービスを拡大し販売チャネルを拡大しようというものだ。自社の“企業ドクター”を育成するのには一定の時間がかかるため、他社を活用し成長を加速する狙いもある。2018年3月期第2四半期のアイコンサービスの売上高は1,851百万円(前年同期比5.1%増)、アイコンサービス件数(OEM含む)は前年同期比で13.6%増、うちOEM件数は同46.3%となっており、OEM展開による成長が鮮明となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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