さが美が大幅続落、第１四半期で営業赤字幅拡大を嫌気

　さが美<8201.T>が大幅続落。前週末２６日は、信用取引における規制措置を嫌気し売られたが、この日は２６日に発表した第１四半期（２月２１日～５月２０日）連結決算で、売上高４１億８９００万円（前年同期比１０．７％減）、営業損益５億９９００万円の赤字（前年同期４億６６００万円の赤字）、最終損益７億２５００万円の赤字（同５億１４００万円の赤字）と営業損益・最終損益ともに赤字幅が拡大したことが嫌気されている。前年３月度に消費増税対応で納品促進を行った反動からきもの事業が落ち込んだほか、前年の消費増税前の駆け込み需要の影響と店舗数の減少でホームファッション事業が不振に終わったことが要因としている。
　なお、１６年２月期通期業績予想は、売上高２１５億８０００万円（前期比０．２％減）、営業利益３０００万円（前期４億７０００万円の赤字）、最終損益２億６０００万円の赤字（同８億９７０万円の赤字）の従来予想を据え置いている。

さが美の株価は１３時３７分現在２００円（▼１９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）