―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月28日から29日の決算発表を経て30日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 スギHD <7649>
22年2月期第1四半期(3-5月)の連結営業利益は前年同期比19.7%減の72.6億円に減った。
▲No.3 Jフロント <3086>
22年2月期の連結税引き前損益を従来予想の66億円の黒字→20億円の黒字(前期は286億円の赤字)に69.7%下方修正した。
▲No.4 DCM <3050>
22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比11.3%減の103億円に減ったが、3-8月期(上期)計画の197億円に対する進捗率は52.5%となり、5年平均の51.9%とほぼ同水準だった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3035> KTK JQ -10.47 6/29 3Q 38.86
<7649> スギHD 東1 -7.85 6/29 1Q -18.18
<3086> Jフロント 東1 -6.19 6/29 1Q 赤縮
<3050> DCM 東1 -3.11 6/29 1Q -11.32
<3075> 銚子丸 JQ -2.97 6/29 本決算 -34.49
<3440> 日創プロニ 東2 -1.92 6/29 3Q -36.35
<8168> ケーヨー 東1 -1.88 6/29 1Q -21.94
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした30日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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