ＳＲＳＨＤ、今期経常を一転黒字に上方修正、配当も2.5円で3期ぶり復配へ

　ＳＲＳホールディングス <8163> が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は26.4億円の黒字(前年同期は28.1億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の12億円の赤字→15億円の黒字(前期は20.6億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の40.3億円の赤字→13.3億円の赤字(前年同期は7.5億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、従来無配としていた期末一括配当を2.5円実施し、3期ぶりに復配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は1.8億円の赤字(前年同期は300万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の0.2％→-5.3％に急悪化した。

株探ニュース