―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月12日から13日の決算発表を経て14日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 メディカルN <3645>
22年5月期の連結経常利益は前の期比35.1%増の4億5400万円に拡大したが、23年5月期は前期比29.3%減の3億2100万円に減る見通しとなった。
▲No.2 川崎地質 <4673>
22年11月期第2四半期累計(21年12月-22年5月)の経常利益(非連結)は前年同期比24.3%減の4億8600万円に減ったが、通期計画の3億9000万円に対する進捗率が124.6%とすでに上回り、さらに5年平均の94.8%も超えた。
▲No.3 チムスピ <4397>
22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結経常損益は3800万円の赤字(前年同期は2億0200万円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3645> メディカルN 東G -15.79 7/13 本決算 -29.30
<4673> 川崎地質 東S -4.57 7/13 上期 -24.30
<4397> チムスピ 東G -3.83 7/13 3Q 赤転
<6552> ゲームウィズ 東S -3.79 7/13 本決算 28.70
<7501> ティムコ 東S -3.23 7/13 上期 黒転
<3760> ケイブ 東S -2.29 7/13 本決算 -
<8143> ラピーヌ 東S -2.16 7/13 1Q 1442.86
<3080> ジェーソン 東S -2.11 7/13 1Q 10.73
<5967> TONE 東S -1.77 7/13 本決算 14.18
<8908> 毎コムネット 東S -1.28 7/13 本決算 3.12
<1418> インタライフ 東S -1.17 7/13 1Q 黒転
<2872> セイヒョー 東S -0.91 7/13 1Q 赤転
<9253> スローガン 東G -0.42 7/13 1Q -
<3045> カワサキ 東S -0.07 7/13 3Q -5.58
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした14日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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