三京化、今期経常を26％上方修正

　三京化成 <8138> [東証２] が2月4日後場(14:40)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比95.3％増の2億5200万円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の2億3000万円→2億9000万円(前期は1億8300万円)に26.1％上方修正し、増益率が25.7％増→58.5％増に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の1億2000万円→2000万円(前期は7600万円)に83.3％下方修正し、一転して73.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9100万円→1億5100万円(前年同期は1億4100万円)に65.9％増額し、一転して7.1％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比29.9％増の1億1300万円に伸び、売上営業利益率は前年同期の0.9％→1.3％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高及び経常利益は、前回発表予想をいずれも上回る見通しであることに加えて、保有株式の売却益による特別利益が５千万円見込まれることから、当期純利益はさらに増加する見通しであります。（注）上記の業績の予想につきましては、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の　　　業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。