<8133> 伊藤忠エネクス
四季報より 業種:卸売業。
【特色】伊藤忠系のエネルギー商社首位。石油製品やLPガスから電力販売、日産車販売まで幅広く展開
【営業増益】産業ビジネスは好調だった石油製品マージン平常化。ただ柱のLPガスは気温平年並み前提に着実増。電力小売りも契約件数増寄与。通期では営業増益。23年3月期はカーライフでSSマージン復調。
【再エネ】自家消費型太陽光サービスに注力。東南アジアでサービスを拡大。伊藤忠などとリニューアブルディーゼル燃料の常設給油所を設置、商用トラックに販売。
2022年1月31日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+6.0%の205.00億円、経常利益+5.8%の212.00億円と4期連続の増収・増益の見通し。
2016年8月30日の731円を安値とする短期上昇トレンド(A)の中で、2017年10月10日に1261円の高値をつけ、ここをピークに2018年3月26日に965円まで下げ、ここからの反発で9月25日に1194円の戻り高値をつけて下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2019年8月16日に764円まで下げ、2月6日に994円まで上昇したところで、コロナ相場となって急落し、3月13日に716円で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(C)へ転換し、自律反発のあと7月31日に799円まで押し目を入れて再上昇となり、2021年3月22日に1176円の年初来高値をつけました。ここからの調整で7月8日に966円まで押し目を入れて9月14日に1068円まで反発し、再下落となって12月1日に946円まで下げて反発となっています。
<1873> 日本ハウスホールディングス
四季報より 業種:建設業。
【特色】在来型注文住宅大手。岩手から全国展開。子会社で木材加工、ホテルを拡大、マンション進出
【回復軌道】22年10月期は主力の戸建てがテレワークの広がりで前下期から受注急好転、今期も受注伸長。通期引き渡し棟数が10%以上の伸びに。コロナ影響が徐々に薄れ、ホテルも会員権販売好転、稼働率改善へ。営業利益回復が軌道化。配当漸次復元。
【無償搭載】太陽光発電システム第三者所有サービスの『シェアでんき』と提携。同システム無償搭載推進で戸建て受注拡大。
2021年12月13日発表。2022年10月期本決算予想は、前期比で営業利益+79.2%の48.50億円、経常利益+72.4%の45.80億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2016年6月17日の295円を安値とする、短期の上昇トレンド(A)の中で、2017年12月19日に762円の高値をつけ、ここをピークにして下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2018年12月25日の361円、2019年8月6日の407円と2点底をつけて反発し、10月2日の536円、12月27日の520円と2点天井をつけたところで、コロナ相場に入りとなって急落となり、3月19日の240円、7月31日の232円と2点底をつけました。ここから上昇トレンド(C)へ転換しています。
2点底の2020年7月31日の232円からの上昇トレンド(C)の中で、2021年9月13日に457円まで上昇し、12月1日に338円まで押し目を入れ、今年の1月4日に525円と昨年来高値をつけ、押し目を入れています。
<9810> 日鉄物産
四季報より 業種:卸売業。
【特色】日本製鉄系列の専門商社。13年に日鉄商事と住金物産が合併。鉄鋼を主軸に産機や繊維、食糧も
【最高益】収益認識基準適用で減収。鋼材販売は数量増、価格上昇想定超で利ザヤ膨らむ。産機好調で1月持分移行の繊維苦戦補う。営業益上振れ。300円配。23年3月期は鋼材反落も本社移転費等なく高水準。
【統廃合】製造・販売拠点を統廃合、23年度末の子会社数68社まで集約(19年度末89)。鋼材流通や加工センターの業務デジタル化も推進、中期的な鋼材販売減に備え。
2022年2月3日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+86.3%の415.00億円、経常利益+75.2%の450.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。
2019年8月26日の3940円を安値とする上昇から12月27日の5350円をピークにして、コロナ相場に入り急落して3月23日に3185円まで下げて、3月27日に3885円まで自律反発し、4月6日に3100円まで下げて反発後、再下落となって11月5日の2933円で底打ちとなって上昇トレンド(A)へ移行しました。この上昇トレンド(A)の中で、2019年12月27日の5350円の高値を2021年9月14日に5630円と約2年ぶりに高値更新する動きとなっています。その後、12月2日に4555円まで押し目入れ、今年の1月17日に5470円まで戻してもみあいに入っています。
<6489> 前澤工業
四季報より 業種:機械。
【特色】上下水道用機械専業の大手。上水道と下水道が半々。官民連携を強め、官公需9割超の是正図る
【後 退】受注290億円(前期334億円)に減少。完工は上下水道等の環境が省エネ型システム拡充でも、大型案件減り採算も低下。メンテ増加、バルブ値上げも及ばず、原料高と物流費増きつい。利益反落。
【開発強化】大学等との共同開発が活発。AI活用の技術開発では、浄水場での画像診断や水質予測への適用図る。専門部署置き官民連携事業開拓。海外ODAにも意欲。
2022年1月13日発表。2022年5月期本決算予想は、前期比で営業利益-19.3%の26.00億円、経常利益-20.1%の27.00億円と5期ぶりの減収・減益の見通し。
2016年6月27日の239円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年5月23日に516円の高値をつけて調整入りとなり、12月25日の305円、8月13日の305円とダブル底をつけ、2020年1月9日に414円の高値をつけたところで、コロナ相場に入り急落となり、3月19日に265円で底打ちとなって上昇トレンド(B)へ転換しました。この上昇トレンド(B)の中で力強い上昇となり、2021年9月14日には834円まで上昇し、1年半で3倍強の上昇となりました。ここから12月21日に570円まで下げて、もみあって反発となっています。
東証二部 <4094> 日本化学産業
四季報より 業種:化学。
【特色】無機系の表面処理薬品、2次電池用正極材受託加工が柱。タイに現法。住宅用防災建材も収益源
【最高益更新】建材は市況戻り好転。薬品はコロナ前の数量に届かないが、プリント基板向け好調が牽引。非鉄金属相場上昇の販価転嫁も順調で採算向上。旅費交通費抑制効く。最高純益。23年3月期は建材横ばい。正極材増強フル寄与も償却増重し。
【正極材】埼玉の正極材設備が22年1月本格稼働、25%生産増強。畜舎用熱交換器は寒冷地用改良品で光熱費削減を実地検証。
2022年2月4日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+39.9%の33.40億円、経常利益+36.5%の35.50億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2017年9月15日の2423円を高値とし、12月18日に1606円まで下落して、2018年1月12日に1878円まで反発後、下降トレンド(A)へ移行しました。この下降トレンド(A)の中で、12月25日に900円まで下げて、いったん底打ちし、2019年3月1日に1314円まで反発後、下降トレンド(A)に沿って下げ、ここでコロナ相場に巻き込まれ、2020年3月13日の870円で底打ちとなりました。ここからゆるやかな上昇トレンド(B)へ転換し、自律反発のあと2021年1月8日に1389円まで上昇し、5月17日に1215円まで押し目を入れ、8月13日の1499円、今年の1月13日の1504円と上値を切り上げたあと、押し目となっています。
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