<8101> GSIクレオス
四季報によると、繊維はインナー用機能糸・生地数量回復。中国向けインナーOEMや欧米向け外衣用生地好調だが、工業製品は円高で海外販売目減り。営業益は小幅増。21年3月期はホビー用など工業製品が牽引。ブラジルで病院運営に実績のある現地企業と合弁会社を設立、富裕層向け透析クリニックを2軒開業予定。20年度の売上10億円目指し、現地での営業強化。
2月3日発表。2020年3月期本決算予想は、営業利益+1.0%の17億円、経常利益+2.3%の17億円の4期連続の増収・増益の見通し。卸売業:繊維関連、工業製品関連。
2016年6月24日の890円(併合前89円)を安値に大幅上昇となり、2017年9月19日に2270円(併合前227円)の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(A)に転換しました。この中で2018年12月25日の1107円、2019年5月14日の1057円、8月29日の981円と順下げの3点底をつけ、981円を安値に短期の上昇トレンド(B)へ移行しています。この上昇トレンド(B)の中で、下降トレンド(A)を上にぬけ、12月10日の1385円、今年の1月24日の1384円とダブル天井をつけて、1月30日に1253円で売転換となっています。
<1967> ヤマト
四季報によると、受注は6%減の485億円計画を上回る勢い。空調・衛生を中心に工事進捗。人手不足で外注費負担等重いが管のプレ加工の工業化促進し原価低減。会社営業益計画は保守的で独自再増額。増配か。21年3月期は空調・衛生中心に上乗せ狙う。顧客へのプレゼンには3D活用での完成イメージなど見える化推進。併せて顧客からの直接受注分を増やす作戦。
1月29日発表時点。2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-2.7%の29.80億円、経常利益-2.8%の31.80億円の小幅の減収・減益の見通し。建設:建築・土木、空調・衛生、電気・通信、水処理プラント。
2014年3月20日の309円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年2月2日に988円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(B)へ転換し、この中で2018年12月25日の440円、2019年3月11日の448円と2点底をつけて、上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で、今年の1月24日に936円の戻り高値をつけて反落となり、2月3日に750円まで下げて下値を確認中です。
<7224> 新明和工業
四季報によると、特装車は作業効率化ニーズ強く大型車好調続く。パーキングも機械式が伸長。民間向け端境期による航空機の落ち込みをカバー。営業益拡大。周年記念配。21年3月期も受注残高水準で特装車は好調。産機・環境は民間設備投資など上向く。ボーイング787向け部品の生産を宝塚工場に集約、納期短縮とコスト削減が狙い。機械式駐車場の受注を強化。
1月31日発表時点。2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+7.4%の115億円、経常利益+5.4%の110億円の増収・増益の見通し。10月31日時点で上方修正。輸送用機器:航空機。得装車、産機・環境。
営業利益7月31日時点の110億円→10月31日115億円、経常利益7月31日時点の105億円→10月31日110億円。
2015年8月18日の1383円、10月26日の1365円と2点天井をつけて下降トレンド(A)に転換し、2016年2月12日の691円の安値をつけてもみあい、4月26日の835円の高値をつけて短期の下降トレンド(B)へ移行しました。この中で7月8日の583円で底打ちとなって上昇トレンド(C)へ移行し、この中で2018年10月9日の1586円、12月9日の1534円と2山形成し下落に転じています。
<5440> 共英製鋼
四季報によると、海外はベトナム子会社が価格競争きつく下期失速。国内の建設鋼材需要が端境期で数量若干減。ただ鉄スクラップ価格が下落、利ザヤ一段拡大。副資材高こなし営業増益幅拡大。増配。21年3月期は国内の鋼材数量が上向くも利ザヤ縮小。約33億円投じ南部で運営する港湾設備拡張。鉄スクラップや鉄鋼以外に穀物など扱い品目増加、22年初完成予定。
1月31日発表時点。2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+101.1%の185億円、経常利益+108.2%の180億円の2期連続の増収・増益の見通し。1月31日時点で昨年10月31日時点より上方修正。
営業利益10月31日165億円→1月31日185億円。経常利益10月31日160億円→1月31日180億円。
2016年6月24日の1387円を安値に、下値を切り上げる上昇トレンド(A)となり、この中で2018年10月30日の1838円を安値に11月9日に2510円の高値をつけました。ここをピークに急反落となり、上昇トレンド(A)を切って12月25日には1473円まで下落し、ここから上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2019年8月29日の1629円の安値からの上昇で、いったん上昇トレンド(A)を回復し、11月11日に2314円の戻り高値をつけました。ここから11月21日の1914円まで押し目を入れ、12月10日の2215円まで戻したあと再下落となって下値模索となっています。
<3021> パシフィックネット
四季報によると、ウィンドウズ10への入れ替え需要や企業側のIT要員不足など追い風にストック型のPCレンタル・ITサービスが拡大。中古PC販売は在庫管理徹底で採算向上。人材含めた積極的な先行投資を吸収し、前号より営業増益幅拡大。連続増配。毎年1円ずつ増配しながら配当性向30%に近づける。技術系人材やITインフラ獲得狙ったM&Aは継続検討。
1月14日時点。2020年5月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+29.0%の4億円、経常利益+27.0%の4億円と3期連続の増収・増益の見通し。小売業:LCM、リマーケティング、コミュニケーション、デバイス。
2016年6月24日の443円を安値としてもみあったあと、2018年の3月13日の1294円まで上昇し、高値圏でもみあって4月13日の1278円とザラ場で2点天井となったあと調整入りとなって、2018年12月25日の530円まで下落しました。柴田罫線でみると1200円を上値とし、下値は530円を安値とする上昇ラインとなって、右上がりの直角三角形の保ち合い(A)となっています。この直角三角形の中で煮詰まってきたところで、2019年11月14日の962円を安値に上放れとなり、12月26日の1968円まで急騰し、ここをピークに急落となって今年の1月27日に1312円まで下げ、反発して底値確認の動きとなっています。
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