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※2023年12月22日15時に執筆
謹んで新春をお祝い申し上げます。
旧年中は乱筆乱文、時代錯誤、それでいて独りよがりな株コラムではありましたが、ご愛顧頂き誠にありがとうございました。少しでも皆様のお力添えになれればと、これまで約一年間、ひたむきに銘柄精査に勤しんで参りましたが、ここまでチラホラとご好評も頂き、特に目立ったご批判もないという事で…本年もまた、良くも悪くも、尚一層の研鑽をして参りたいと存じます。変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます。
さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、はや50回目…今回も表題のコラムと共に、直近の注目株をご紹介していきます。
<個人投資家はお年玉銘柄を狙いたい>
大発会からの年始相場はいわゆる「ご祝儀相場」となる事が多いですが、2024年はどうなる事でしょうか。先のFOMC後、パウエルFRB議長の会見では「政策金利は引き締め局面のピークに達しているか、それに近い水準にある」と述べた事が市場には、急激にハト派に転じたと認識された事がサプライズとなり、米国株は史上最高値を更新しています。それに伴い、株式市場を取り巻く環境は安定してきてはいますが、日本においては円高と政治資金問題からくる政権不安がくすぶって、相場はイマイチパッとしないといった印象です。
しかし、年始は海外投資家はお休みであり、株の流動性は下がるのは当然と言えば当然です。そのかわり、個人投資家が好む中小型株はよく動く傾向にあります。その上で年始に「お年玉」を目指して有望株をゲットしに行くならば、しっかり分析をしつつ、テーマ性と強い株を選んでいかねばなりません。今回は直近でわたしが注目した株の中から、『今年は面白そう』だと思うものをいくつかご紹介させて頂きまっす♪(あくまで投資はご自身の判断でお願いしまっす♪)
まずは量子コンピュータ関連株の筆頭にあげられるエヌエフHD<6864>ですね。最近は次世代半導体関連へのトレンドが高まる中、同社は半導体検査装置向けの計測制御デバイスを手掛けている事もあり、思惑的な買いが流入しています。業績もここまで好調ですし、株価にまだ過熱感もありませんので新たな材料発表なんかもあったら面白そうですね。
と、これまでテーマとして半導体が市場で注目されてきている事を当コラムではご紹介してきましたが、商社にも目を向けていきたいところです。佐鳥電機<7420>は業績好調で高値圏を維持していますが株価にまだ過熱感はありません。さらに今年は生成AI市場が沸く公算があるならば、都築電気<8157>も面白味がありそうです。昨年は米マイクロソフトとオープンAIが展開する「Azure OpenAI Service」の活用支援サービスを開始したとして買いが入っていましたね。
独立系半導体商社である丸文<7537>、そして逆に三菱電機系商社であるRYODEN<8084>やカナデン<8081>、立花エレテック<8159>、そしてソニー系商社であるレスターHD<3156>などは、いずれもまだまだ業績面での期待は高いようで、株価にもまだ割安感があります。チャートはそれらを見越して高値圏ではありますが、どうやらまだまだ余白はありそうかな…と見ています。やはり2024年は、生成AIのさらなる普及と共に半導体やデータセンター、そしてそれに関連するテーマを追ってみたいですね。
それ以外で直近で注目した株だと…不動産関連から、黒字浮上となった時にその割安さから見たLeTech<3497>や、12月15日の決算が好感されたものの、押し目を形成する事となった明豊エンタープライズ<8927>などは割安でもある事から「まだまだこれから」と注目します。東証によるPBR1倍割れ企業への是正措置もある為、バリュー株への思惑もまだまだ続きそうですね。
最後に「祝儀相場」となって盛り上がって打ちあがるならば、やはりIPOかな、と。QPS研究所<5595>はやはり宇宙事業を手掛けているとあって個人投資家が好む「夢(思惑)」があります。現代の多くの企業が宇宙関連事業へ興味を示している事もあり、もはや今となっては夢とは言わないのかもしれません。相場が安定していれば面白い動きをしてくるのでは…と考えます。
今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
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