正栄食の第１四半期は生産性など向上し営業利益２割増

　正栄食品工業<8079.T>は１３日取引終了後、１７年１０月期の第１四半期（１６年１１月～１７年１月）連結決算を発表し、売上高は２７６億２２００万円（前年同期比２．５％減）、営業利益は１８億１１００万円（同２３．９％増）と、利益面では好調な滑り出しとなった。

　乾果実類（ナッツ・ドライフルーツ）など健康志向に適合した商品は物量面では堅調に推移したが、現地価格の低下を受けて販売価格が下落したことなどが響いた。一方。海外子会社を中心にグループ生産子会社による付加価値向上や生産性向上が寄与し、増益に繋がった。

　なお、通期業績予想は従来見通しを据え置き、売上高１０２０億円（前期比０．３％増）、営業利益４８億円（同２．０％増）、最終利益３０億５０００万円（同２．３％増）を見込んでいる。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）