―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の5月31日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ウチダエスコ <4699>
21年7月期の連結経常利益を従来予想の17億円→27億円(前期は17.1億円)に58.8%上方修正し、一転して57.3%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.2 内田洋 <8057>
21年7月期の連結経常利益を従来予想の82億円→96億円(前期は78.3億円)に17.1%上方修正し、増益率が4.7%増→22.5%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
★No.3 伊藤園 <2593>
21年4月期の連結経常利益は前の期比12.4%減の170億円になったが、従来予想の121億円を上回って着地。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<4699> ウチダエスコ JQ +10.53 6/ 1 3Q 87.74
<8057> 内田洋 東1 +5.49 6/ 1 3Q 45.40
<2593> 伊藤園 東1 +0.83 6/ 1 本決算 16.27
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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